尾瀬が原ミズバショウ ウォーキング

尾瀬には大自然を満喫できるトレッキングコースが沢山ある。一度行って見たいと思っていたので喜んで参加しました。

 第一日目 バスで藤沢を出発し首都高速を抜け、関越道に入り沼田I.・Cで降ります。国道120号線を上り詰めた所が尾瀬の入口、鳩待峠です。皆んな高原のウォーキングに気持ちが昂ぶります。準備体操を済ませ、いよいよスタートです。今回はトレッキングコースの中でも比較的平坦な道が選ばれているようです。約50分下ると山の鼻に着きます。牛首を経て竜宮に出ますが、ここが一日目のハイライトです。竜宮の手前(西側)に池塘がありますが、ここで竜宮現象を観ることができます。このあたり一帯が尾瀬が原湿原です。湿原の木道を西から東へ進み本日のゴール下田代十字路に到着します。宿坊所第二長蔵小屋に入り明日に備えます。

谷村副会長が良いことを知らせてくれました。水芭蕉の群生地があるそうです。小屋から30分位の所へ全員で散歩に出掛けました。見事な水芭蕉です。皆さん大歓声で写真を撮ったり、ウットリ見惚れたり・・・・。今年の開花は少し早いようです。夕食・入浴を済ませ21時就寝です・・・・。

第二日目 4時起床、気温8度C、小屋付近を散歩するも、冷気にも寒さはあまり感じない。気が張り詰めている勢いか? 早い朝食を済ませ、スタート前のストレッチ、6時30分スタートです。気温10度C。少し歩いて感じました。今日のコースは少し険しいようだ。白砂峠を登った所で一休みです。全員の息が上がっています。残雪があり雪渓を渡ることもあります。2時間半歩いて沼尻に出ます。ここで長時間の休憩をとりました。尾瀬の四季(スライド)を鑑賞した後、早目の昼食です。尾瀬のイベントが始まるようです。FWAコーラスの誕生です。伴奏は役員の谷村・正田さんのハーモニカです。「夏の想い出」の混声ハーモニーが尾瀬沼に響きわたります。休憩後は尾瀬沼を半周し別れを告げ、大江湿原を経ていよいよラストランです。沼山峠・展望台で小休止の後12時15分ゴールインしました。もちろん「全員完歩」です。

天気も良く、高原尾瀬を満喫で満足しています。これも一重に健康であるからこそと、役員他参加者の皆さんに感謝しつつ、またの機会を楽しみにしています。

「ひとり言」 

@竜宮現象 大正13年夏に尾瀬が原を測量した時に沢の水が全て流れ込む穴が発見され、その際に「この穴は竜宮城まで続いているのだろう」と言われたことが竜宮現象の由来です。竜宮現象とは、湿原を流れる川が、一度地中に潜り再び流れ出ることで「池塘」と呼ばれ、尾瀬が原竜宮十字路付近で観察できます。

A高山植物 今の季節咲いている花
ミズバショウ、ショウジョウバカマ、ムラサキアオイ、ハクサンアオイ、ザゼンソウ、マメシャクナゲ、ニリンソウ、タテヤマリンドウ、キンレイソウ、リュウキンカ他

 平成14年6月26日 会員番号620 川端 賢之輔