2月19日ゆっくりウォーク例会 
石川の梅
   夜来の雨も朝には上がり、よいお天気。昨年暮れ、雨にたたられた「納めのウォーク」のリーダーの浅田さん、またもや雨男の冠を被せられるのではないかとの心配も杞憂に終わり、お顔はお天気同様晴れ晴れであった。

  陽気に誘われたのか、円行公園に集まった参加者は、なんとこれまでの「ゆっくりウォーク」の参加者最高記録の222名、用意した150部の地図が足りず、コッピーにコンビニに走るうれしい悲鳴であった。

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   ともあれ、10時過ぎ出発、円行新橋では思わぬ幼稚園児たちのお見送りを受ける。引地川右岸の遊歩道を河口に向かって歩く。行き交う人も少ない。川の流れは春のやわらかな陽射しを浴びて、所々白く光っている。円行橋、馬渡橋、東山田橋と続き、横須賀水道橋の下附近では多数のかるがもの姿が見られた。山田橋を過ぎ、左手の藤沢北高はまもなく廃校になるとは正田さんの話。

   その先、自生院の緑青の葺いた伽藍、漬物の秋本食品からその名が付いたといわれる秋本橋を右に折れ、緩やかな坂道を上り切ったところが、佐波神社、10時50分着。

  
拝殿左側の一本の梅は見事であった。浅田さんによれば祭神は源義朝、佐波、鯖、左馬と名のつくサバ神社は境川流域とその周辺に12社あり、そのうち7社をお参りする「七サバ参り」の信仰があるという。

   11時5分、石川の梅に向かって出発、この先は住宅地の中をぐるぐると通る道で、一度の下見では判らぬ所、リーダーの浅田、正田の両氏の誘導に従い歩くこと15分余り、石川の梅に着く。臥龍梅とよばれる龍が臥したような形をしたこの梅は、角田宅の庭の中央にある樹齢330年を超す老木である。下見のときは今日あたり見頃かと思われたが、4〜5分咲きであった。

   再び住宅地の中を通るが、この辺り伊沢さんというお宅が多い。公団駒寄団地の横、和澤さん、倉林さん、凌木さんがトレーニングしているという保健医療センター前を通り、二番構公園でトイレ休憩。二番構という名は、かって大庭城の一画であったことを示す名という。

   11時50分発、裏門公園の鳥獣保護区を横目に15分も歩くと大庭城址公園である。石段を登りつめた所が管理事務所である。4月から開設予定のイヤーラウンドウォークのリバーサイドコース20Kmのチェックポイントとなる所、お見知りおきください。

   公園広場着12時5分、1時5分まで、1時間きっかりの昼食休憩とは几帳面な浅田さんらしい。みなさん、それぞれ、暖かい陽射しのもと芝生で昼食を摂る。朝、スタンプを押印できなかった人のスタンプ、次回の例会案内、午後の体操をして、1時15分出発。城址公園の坂を下り、舟地蔵から大庭遊水地と小糸川との間の道を引地川へと向かう。二つの流れが交差した所が城下橋である。川の右岸を河口へと歩くと、所々でかるがもがお出迎え。右側一帯は刈り取られた田圃である。高名橋を過ぎると様相が一変しマンションが目立つ。

   あっという間もなく、13時40分、解散地の柏山公園である。もうこれっきりですか。ここから最寄の藤沢本町駅まで1.4km。他に適当な解散場所がないので柏山公園となった事情があったからだ。
(2・20 八柳 記)
写真説明
1 気がつきましたか円行公園の梅
正田さんの指導で朝の体操は念入りに
佐波神社の梅は見事でした
4 石川の梅、説明する浅田さん「実は3万もつけると本には書いてありましたが、どうでしょうねぇ」
5 協会草分け当時からのお元気3人組、左から茂呂さん、竹中さん(当協会最高齢81歳)、森井さん
6 大庭城址公園の登り坂、桜の頃来たい所です。イヤーラウンドでどうぞ、公園では四季折々の花、木が見られます
7 大庭遊水地をマイペースで歩くみなさん
8 「もうこれきりですか」 柏山公園にて