提唱

ウォーカーは役者、「七変化」を楽しむ

高田 栄
役者・「七変化」と書くと、皆様は芝居を連想されるでしょう。芝居では舞台、衣装、照明、化粧道具などを必要とします。しかし、ウォーカーの芝居は何も必要としません。一人だけで、着のみ着のままで。思いついた時は、何時でも何処でも演じることが出来るのです。

まあ、舞台だけは @個人や少数で楽しむウォーク、A隊列ウォーク、Bビッグ大会、フリーウォークの三つあるとしましょう。各舞台で、思いついたらすぐに演じましょう。もちろんウォーキングしながら。ある時は写真家、またある時は詩人、歌人、孤高の哲学者、放浪の旅人、画家、バードウォッチャー、花や昆虫と会話する人、作家、等々。

ビック大会、フリーウォークのゴールの際には、待ち受けている人々から割れんばかりの拍手で迎えられます。その時、正に自分の心は英雄です。考えるだけでウォーキングは益々楽しくなります。もちろん、心身ともに健康益々盛々。

但し、何事も然りですが、やり過ぎは禁物です。自分の体調を見ながら、ウォーキングを楽しみましょう。一人芝居をしながら、ウォーキングの楽しさと効果を実感するのです。 完