1月12日例会
藤沢七福神めぐり
七福神めぐりの起源は、徳川家康がブレーンとも言うべき天海僧正の勧めにより、人心を鎮めるための政策として七福神信仰を広めたことにあるという。「七つの福が授かり、七つの災難から逃れる」といわれ、ウォーキング初歩きにはもってこいである。


おしゃれ地蔵

お炊き上げ

常立寺

片瀬東浜
当協会のウォーク初めは、例年、「藤沢七福神めぐり」が恒例行事となっている。
12日(祝)、集合場所の若尾山公園に集まった参加者は505名、当協会の行事としてはこれまでの最高の記録、今年からウォーキングを始めようと思った人もおられたのか入会も多かった。そういえば、私のウォーキング事始も七福神めぐりであり、これがきっかけで入会し現在に至っているわけである。

カヤの巨木

出発式の後、皇大神宮(恵比寿)まで集団歩行しお祓いを受けたのちは自由歩行、みなさんマイペースで最終目的地の江ノ島神宮(弁財天)へと向かった。

和澤さんが丹念に写真を撮っていたようなので、和澤さんの選に洩れたような、場所、光景にポイントをおいて紹介することにしました。

@ 467号線沿い、信号養命寺の手前におしゃれ地蔵があったが、大方のみなさんは順路を通らなかったので見過ごしたようです。このお地蔵さんは女性の願い事ならなんでも叶えてくれると伝えられ、満願の暁には白粉を塗ってお礼するのだと、地元の平野さんのお話である。七福神プラスワンを逸したご婦人は来年順路をどうぞ。

A お正月も終わり、白旗神社では14日がお炊き上げなそうで氏子達がお飾りを納めに来ていた。いまのお飾りは、いろいろな材質で出来ていてダイオキシンなどの公害源となるため、ボランティアの人たちが一つ一つ分解して分別していた。

三嶋神社の社殿

B 常光寺は判子が一個しかなく長蛇の列ができてしまったお寺でした。山門を潜った左手奥に「神奈川名木100選」に指定されているカヤの巨木があった。樹高25米、胸高周囲5米、樹齢約300年という。幹が真っ直ぐに伸び、高くて上まで撮れない。境内には彫刻家イサム・ノグチが父の詩人野口米次郎のために建てた墓があったが訪れた人はいなかったようだ。

C 感応院本堂右手にある三嶋神社の社殿は、回転できるようになっている珍しいものであるという。そのうち一面は笹リンドウであるとは、前役員だった前さんの話であったが、何のために回転させるのか聞きそびれてしまった。

お菓子屋さんのPR用

D 常立寺には、元より降伏勧告に使わされ、北条時宗によって斬首された杜世忠等五人の元使の供養塔がある。境内のしだれ梅、紅梅、白梅は有名であるが、紅梅がほころびはじめていた。

E 龍口寺山門前の江ノ電の線路を渡ると、一瞬、電車が飛び出して来たのではないかと思ってしまう。お菓子屋さんのPR用である。これに気が付かなかった人は、江ノ島目指して一目散だったんでしょうね。

F 片瀬東浜、今日は成人の日の祝日、しかも快晴とあって、海岸はウインドサーフィン、沖はヨットに興じる人で一杯でした。午後3時までには全員無事ゴール、記念品、振舞酒をいただき、みなさん家路につかれたようです。                     (04・1・16 八 柳