H17.01.27
通常例会 |
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12Km |
荒井城址公園で9時30分より開催、お天気が冬晴れとは程遠くチョッと心配の状況でしたが230名余りの皆さんが参加して下さいました。
公園を出発して30分ほど民宿、磯料理のお店の並ぶ街道を歩いて尻掛海岸への道を下る。急に視界が開け熱海から伊豆の山並みさらに目を南に向けると大島が霞んで見える。寒々とした空で早春とは程遠い景色であった。
植林が始まって350年、入口に「殿様が植えた松」の古びた碑があって何となく神々しい気持ちで遊歩道に入る。
この林は魚付き林として知られているが私は樹齢100年以上の古木と若木が旨く混じって繁っているのに感心した。聞くところによると、古木の落ち葉が若木を育てる肥料となっている様で、これが水の汚染を防ぎ魚が住み着く綺麗な海を造っている、正に環境浄化のお手本である。
魚付き林を下って海岸に出ると其処は番場浦、雑木林の端は岩がゴロゴロする海岸であるが、ゴミ一つなく礒の匂いが食欲をそそる。目的地、三ツ石は近い。
三ツ石海岸で昼食、風もなく柔らかい春の陽の差す岩の上での食事は格別。午後の出発場所・砲台跡への道の途中で振り返ると「三ツ石」がクッキリ、思わずパチリ。
午後再び御林と魚付き林に入る。今度は根が盛り上がった大木が目の前に現れた。誰かが「樹齢はどれ位でしょうね」と呟きながら木肌に触って感心して居ました。
琴が浜海岸手前で東海岸が開け曽我、小田原の山並みを見ることが出来ました。朝のうち心配された天気もすっかり晴れ上がり快適な一日でした。
チーフ平野さんの一言
「FWAの例会はいつも雨」のジンクスを覆す事ができホットしています。天の恵みと参加の皆さんに感謝しています。 (完)
和澤 潔