ウオーキングと出会うキッカケ

                                              高杉 政利

サラリーマンの宿命である定年(平成15年10月末)後の人生をどのように過ごすか。数年前から思考錯誤しながらも、日々現実の生活に追われ何一つ具体的な事が浮かばず、心の中ではまだまだ時間があると逃げていた。

自分の理想は健康に自信があり、働く事と合間に何か出来る事がないか考えていた。

実は、私より一足先にゴールしている、私の公私の先輩であるN氏と会うたびに「ウオーキング」のすばらしさを常に聞かされ、私にも是非と勧められたが、そのときは自分自身“ウオーキング”にあまり興味がわかなかった。当時“ウオーキングの効用もわからなかったといった方が正直な気持ちであった。

一年前には仕事も決まり、正直、心にゆとりが出来た事がN氏にもう一度、“ウオーキング”について、真剣に話を聞き、挑戦してみようと思い決断し、平成15年9月に湘南ふじさわウォーキング協会に入会しました。

今まで仕事と年数回のゴルフプレーで歩く事しか経験がなく、ウオーカーとして「10km〜約20km」を無事完歩出来るか不安があった. 平成15年11月5日、N氏に同行願い、イヤーラウンドコース(12km)に挑戦した。スタート時は多少不安もあったが、特に上り坂がきつかったが、あとは意外とスイスイ歩く事が出来完歩した事の満足感と、翌朝起きても足の痛みもなく、今後も継続する確信が出来た。また、ウオーク中の昼食が美味しく食べられ、しかも体調もよく楽しみが一つ増した。

今後、一つだけ注意しなければならない事も判った。私は元々早足の方であり、ウオークは自分のペースを守り、周囲に迷惑を掛けない事も大切であることと感じた。何度か、FWA、他協会の例会に参加し学んだ事は、常にウオーカーとしてのマナー遵守と歩かして頂ける感謝の心があれば、地元の人との「トラブル」は発生しません。また、例会運営スタッフの皆さまは、コース計画、下見、実施と大変な時間と労力をついやしていることも分かり感謝、感謝。

最後に私の先輩でウオーカーの師匠であるN氏に楽しみを与えてくれたことに対し感謝しております。