ゆっくりウオーク
H17.10.06 |
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11Km |
10月のゆっくりウオークは落着いた大人の雰囲気を感じさせる江ノ島をのんびり歩こうと言うもので、近くに住み江ノ島の隅から隅までご存知の近藤さんならではの企画である。前夜来の雨も予報どおり上がって150名のゆっくりファンが集まって下さった。奥田公園から何時もと異なり秩父宮体育館前を通って江ノ電沿いを進む様だ。
鵠沼の住宅街を静かに歩こうとチーフの近藤さん、ご覧の看板を用意した様だ。達筆の看板に従って皆さん整然と一列で歩く。電柱には凡そウオークに関係のない立て看板、誰も振り向かず進む。
江ノ電・鵠沼駅を過ぎて間もなく境川鉄橋を渡る江ノ電に会う。藤沢〜江ノ島の間が開通して103年になる由。この間、海水浴、行楽、買出し、通勤通学と世相を反映しニーズに答えてご苦労様。これからは濃紺の500型が多くなる様だ。
山本公園で小休止、一路江ノ島へ。道の水溜りが昨夜の雨の物凄さを物語っている。川の両岸に隙間なく繋がれたモーターボートの向うに江ノ島を望む。これも秋の風情ですねと誰かが独り言。
弁天大橋を渡り切る直前、展望台の手前から白煙が出ているのを発見。何の煙か話題しきり。どうやら落葉の焚火の様である。手前の洋館の建物、周りの樹木とマッチして落ち着いた雰囲気を醸し出している。
参道を通らず裏道を通ってヨットハーバー先の突堤に向う。そこは昔の江ノ島のイメージを一新するスポットだ。庭園の先の突堤には可愛い灯台、相模湾の向うには三浦半島の山々が霞んで見える。常連のYさん「江ノ島のお昼は絶対此処ですね」と興奮していた。
新しくできた遊歩道をのんびり歩いて、江ノ島の裏側から山に登る。サムエルコッキング苑に至る中腹で東に目をやると先ほどのスポットが眼下に広がり、釣りをする人、のんびり昼寝をする人が手に取るように見ることが出来た。
サムエルコッキング苑前で小休止後、西側の相模湾の眺望を楽しみながら山を下る。曇りのため、富士、箱根の山並みは見ることは叶わなかったが中腹の木々はやや色付き秋の気配、これが静かな海に映えて最高だった。
参加の多くの方から「江ノ島の素晴しさを再認識しました」との
お言葉を頂きリーダー冥利につきます。
(完)