通常例会 H18.2.19 |
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14/20Km |
曽我の梅を観るウオークは当協会の定番であるが、今年は尊徳ゆかりの酒匂川土手の松、さらに六本松での眺望をテーマに工夫を凝らしたもので当協会のアイデヤマン・平野さんの考案になるコースである。お天気は今一であったが170余の皆さんが集まって下さった。
開発が進み、マンションが林立(?)する開成駅前公園を出発して間もなく酒匂川の土手に出る。土手には樹齢200年の黒松が林立。二宮金次郎が13歳の折、子守の駄賃2百文で黒松の苗200本を譲って貰い植えたのが始まりと聞いて感心するやら、現代との違いに驚く。普段見慣れた松に比べて流石に大きい。最近、松が枯れる話を良く聞く。さぞ手入れが大変だろうが頑張ってと願わずには居られなかった。
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酒匂川上流を望む |
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下流に向って |
尊徳記念館で小休止の後、土手に戻り酒匂川を下る。富士見橋の手前で女性スタッフのKさんが対岸の水辺に休む「白鳥」を見付け、甲高い歓声を上げる。歓声に驚いた(?)のか、一斉に飛び立ったが間もなく着水。優雅に飛ぶ姿は二度と見せなかった。
上府中公園で昼食の後、14K/20Kコースに分かれて、梅林見学に出掛ける。折から、梅祭りが開催され、七分咲きの梅林の下では、お決まりの酒宴が賑やかに開かれていた。折角の梅なので静かに観賞したいところだが、無理は言えない。
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見事な夫婦しだれ梅 |
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清楚に咲く白梅 |
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艶やかな紅梅 |
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七分咲きを眺めて花見酒 |
別所八幡社境内のヒョットコ踊りを横目に見て六本松跡への登りにかかる。皆息を弾ませて一気に登る。薄日こそ射していたが靄って富士、箱根、大島は見えず、やっと、真鶴半島がかすかに見える程度であった。期待のパノラマは次回のお楽しみに。
「梅は見ごろでした。真白き富士はあいにく見られませんでしたが、酒匂川で白鳥の群れを見られたのはラッキー」
(完) 和澤 潔