通常例会
H18.3.9 |
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16Km |
その昔、旅人で賑わった「えのしま道」の今日を訪ねようと言う企画で、所謂「観るウオーク」のお手本となるコースである。この辺りの地理に明るく、歴史に造詣の深い当協会の知恵袋・遠藤さんの企画。370余の皆さんが参加して下さった。
東浜から地下道を抜けて州鼻通りを300Mほど進むと左側に鎮座。この道はよく通るが、改めて見ると言う事は滅多にない。現代の生活には無用の物であるが、遺産として大事に保存しなければならないと思った。
腰越支所前の解説板によるとこの辺りに道標があったようだ。戦後、事故で壊されたが現在は腰越支所前に修復、設置されている。同様に、椿地蔵にあったものは青蓮寺境内に移転されている。道は人間の生活に密着したもので場合によっては切り崩される悲哀を知る。
一ヶ月前ゆっくりウオークの時、蕾であった梅は満開で我々の目を楽しませて呉れた。古の「えのしま道」も旅人の目を楽しませた事だろう。
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台峰・谷戸の径
(近藤さんの名作にはとても) |
枯れ笹を掻き分け歩む谷戸の径
抜ければ澄みし寒晴れの空
近藤源司
「古き鎌倉の風景、如何でしたか。ご満足頂けたでしょうか」
(完)和澤 潔