通常例会
H18.3.30
『湘南平の桜』 14Km
八幡山公園での出発式

桜の八幡山公園での出発式

12月〜1月は例年になく寒く、春は遅いと思われていましたが、2月から暖かい日が続いたことから、桜は昨年より早い開花となりました。30日、今年度、掉尾を飾る例会は、桜満開の「湘南平の桜」で締めくくることができました。集合は平塚駅から7分、平塚八幡宮の森の中にある八幡山公園広場、210名余の方々が参加し桜の花の下での開会式となりました。



平塚市総合公園
平塚市総合公園
桜の並木を歩く

9時50分,3班編成で出発、市役所前、入りたくなるような美術館前を過ぎ、横浜ゴムの長く続く塀に沿って歩く。不二家、PILOTなどの工場は平塚にあったのです。20分ほどで平塚市総合公園に着く。野球場、球技場、体育館などがある大公園だ。聞くと元果樹試験場があった所だという。160本あるという桜の広場がある。トイレ休憩。10時20分出発、桜も見事だが、メタセコイアの並木も見事でした。



総合公園を出て西へ。レンガ貼りの一本道、平塚大橋までの道すがら距離と正しいウォーキングの仕方が表示されている。名付けてヘルシーロード。平塚市は健康のためウォーキングに力を入れているようだ。御殿という地名の住宅地、一本道で単調だが、家々のモクレン、レンギョウ、ハナモモ、ユキヤナギ、ボケなど春を待ちかねた花木が、ここぞと競い合いウォーカーの目を楽しませてくれる。達上ヶ丘公園という小公園で小休止。金目川堤防の桜みち

金目川堤防の桜みち

公園を予定どおり11時5分出発、ほどなく金目川に架かる平塚大橋に到着、橋の右手、遠くに丹沢の山並が連なる。金目川右岸堤防のサイクリングコースに出る。ここから下流の花水橋までの土手の桜は名所である。ソメイヨシノの古木が多く桜のトンネル。本日の見所でもある。前方、桜越しに見えるのは広重の浮世絵「東海道五十三次」にある高麗山、ペースダウンして歩く。





高麗橋の手前で右折し湘南平に向かう。下山下公民館交差点から山道に入る。畑が点在、竹林の中の道、道祖神、お地蔵さんも見られ昔からの道のようだ。似つかわしくないのはJA教育センターの建物だけ、前方に湘南平のテレビ塔が見られたのでこの道を登るのかと思ったら、湘南平の頂上まで行くバス道に出た。
湘南平へ桜道



湘南平へ桜道で (池上美保子さん撮影)

なんと両側は見事な桜の並木、さほどの勾配ではないが、息切れではなくカメラの電池切れを起こしてしまった。写真は池上さんの奥様が撮影したものです。可愛い幼稚園の園児たちの姿は、疲れを癒してくれます。そして撮影者の温かい心が伝わる写真です。





大磯海岸へ下りる
大磯海岸へ下りる

湘南平の山頂(海抜180m)着12時少し過ぎ、かつては千畳敷といわれたそうであるが、レストハウスやテレビ塔、展望台がある観光スポットとなっている。春休み、バスで容易に来られるので、子供と中高年の人々でいっぱい。千畳敷で昼食、みなさん、お弁当を広げるが桜の木があまりないのは寂しい。さきほどの登り道の桜がよかった。晴れていれば、富士山・箱根方面を眺望できるという展望台だが、今日は曇り空、登った人は少なかったようだ。時計が1時を廻ったころ、コースの説明などあり山を下る。前方真下が大磯の海岸である。


湘南平から東側の高麗山に連なる一帯は県の天然記念物「高麗山自然林」である。スタジイ、タブノキなど常緑広葉樹林の中の細い山道を足元に注意しながら一列になって大磯方面に下る。お花見から森林浴にバージョンチェンジ。
道が分岐する地点にはスタッフが立って案内、急勾配の所も多くあり、逆コースの登りでなくてよかった。そんな道を下ること約30分、解散場所の高田公園にみなさん、怪我もなく無事に到着しました。みなさま、お疲れさまでした。お花見と森林浴を満喫されたことでしょうか。
なお、本日のコースリーダーは、伊藤(康)、井上(光)、西村、池上の諸氏でした。
                           (完)八柳 修之