市共催ウオーク
18.5.28
『クリーン&ミステリーウオーク』 12Km
  
片瀬東浜の清掃

今年は東浜で

恒例の藤沢市主催の「ゴミゼロクリーンキャンペーン」の清掃活動に参加した後本業のウオークをと言うもので当協会にとってユニークな例会である。前夜からの雨で清掃活動の実施は危ぶまれたが夜明けとともに小止みになり計画通り実施された。当協会からは35名の皆さんが参加して下さった。



出発式で挨拶する平野会長


ミステリーウオークの始まり

9時50分清掃活動を終えて、ミステリーウオークの出発式。新任の平野会長の挨拶、さすがの平野さんも緊張気味であるがその顔は若さ一杯で清々しかった。続いてチーフリーダー八柳さんからコース紹介、と言ってもゴールが「東奥田公園」で後はお楽しみ、只雨上がりなので滑る所には行きません、とミステリックな説明。10時5分片瀬東浜を出発。

広町の森入口で歩行上の注意をする谷村さん


なんと最初のミステリーは広町の森

腰越駅の横から狭い路地を抜け腰越の行政センターでトイレ休憩。さらに狭い路地を進むと見覚えのある「広町の森」の入り口に着く。ここでリーダーの名誉会長谷村さんから雨上がりなので安全な道を選んで歩くが、木や石の上は滑り易いので出来るだけ土の上を歩く様に注意があった。皆の顔には緊張感が走る。


広町の森(1)



ただ、ひたすら足元を見て

坂道は急でないこともあって比較的歩き易かったが、平らな所は所々、泥濘があって皆さんはそれを避けるのに一生懸命。




広町の森(2)




巨木が行く手に

今度は根こそぎ倒れた巨木が我々の行く手に横たわって居た。倒れ方の凄さから自然の厳しさを知る出会いと成った。



広町の森出口にて



頑張りの果て

約30分で広町の森を通過。濡れた坂道は皆にとってスリル満点だったようで「今日のミステリーのキーワードは『スリル』ですね」と話す人が居た。滑って尻餅を搗いた人も居たが、怪我もなく先ず一安心。それよりズボンの裾を泥で汚した人が多く、やれ蟹股の人は汚し易いとか、長足の人は有利だとか、お互い足元を見て賑やかであった。


次なるミステリーは

笛田公園で昼食の後、鎌倉山を下る。ものの30メータを下ると右折して小道に入る。「さくら道」に出て、佐々木信綱の文学碑の先を左の小道に入る。切通し、山道、笹のトンネル更に小学校のグランド横を抜けて、東レの研究所横までまさに迷路の連続であった。迷路と言っても道端には古びた道標があり、古の鎌倉道だと遠藤さんが教えて呉れる。
切通し 草木の生茂る山道 笹のトンネル
柏尾川河畔を行く

ゴールは近い

今日の迷路歩きは緑が多く気持ちが癒され、青空が戻った空の様に爽やかな気持ちになる。お昼、ミステリーウオークのキーワードに拘った御仁は「今日のキーワードは『スリル』と『迷路』ですね」と得意顔。
今日の例会は何時もの例会より参加者は少なかったが、それだけにリーダー・八柳さん、谷村さんに話された「今日のコースは楽しく、面白かった」の言葉には気持がこもって居た。

             (完) 和澤  潔