オールジャパン情報
―渚と文化の石川ウォーク―
会員番号 270 和 澤   潔
 平成14720日(土)〜21日(日)石川県で開催の「渚と文化の石川ウォーク」に参加しました。この大会は石川県で開催される最初のオールジャパンの大会です。
一路金沢へ
護岸道路が続く
松任海浜公園、のどかな風景。冬はシベリヤからの風がキビシイ
健民海浜公園にて
のんびり一休み、海風が気持ち良く
頑張りました
明日も張り切って
(注)ここをクリックすると
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テーマ:「百万石の日本海・城下町を歩こう」
コース:第一日目は「日本海渚ロードコース」と銘打って海岸線に沿って歩く
 5,10,22キロの3コースが設けられていました。私は22キロコースを歩きました。
 スタートの美川町は手取川の河口にあって江戸時代、北前船の寄港地として栄え、明治5年には半年間であるが県庁が置かれ、石川県という県名のもとになった町です。コースは白砂青松の海岸線を一路北上し金沢にむかいましたが、梅雨明けを思わせる晴天下、大汗のウオーキングとなりました。それだけに健民海浜公園では海風の木陰で、おにぎり弁当を美味しくいただく事ができました。
 金沢近くの港町、金石、大野はかっての豪商、銭屋五兵衛が活躍した由緒ある町です。五兵衛が晩年河北潟埋立て事件に連座し磔になった松が以前ありましたが、今は銅像が建つのみで時の流れを感じました。
  第二日目はお待ちかねの「金沢城下町コース」
 7,10,20キロの3コースが設けられていました。いずれのコースも第一日目のゴール、金沢港を出て一路市街地に向います。
 金沢駅を過ぎてまもなく武蔵が辻、あの有名な近江町市場を左に見て右折、銀行証券会社が並ぶ金沢の兜町を1キロほど進むと、藩祖前田利家を祀る尾山神社。これを左に見て右折暫く行くと土塀の武家屋敷が現れます。
 いよいよ「利家とまつ」ゆかりの地を歩くの、はじまりです。金沢は起伏に富んだ街で野田山、小立野台、卯辰山という三つの丘陵の間に二つの清流、犀川、浅野川が流れています。小立野台の先端は天然の要塞でその昔は御山御坊、金沢城、明治になって師団司令部、戦後は金沢大学があり、現在は金沢城址公園、兼六園となっています。ウオーキングはここを中心に点在する寺院、神社、碑林、茶屋街などを巡って金沢に芽生えた文化を訪ねるものでありました。
 福井さんの印象は暑さには参ったが、古きよき時代を知る貴重な機会だったようです。茶屋街も「にし」と「ひがし」とでは大分印象が異なり珍しかった様です。それもその筈「にし」は町人、「ひがし」は武士相手だった様です。
アクセス:KWAの皆さんは横浜駅西口22発/金沢駅前6時10着の夜行バスで
 私は墓参を兼ねて前日、車で金沢に入りました。ルートは中央高速で松本まで行き安房トンネルを抜けて神岡、富山を通って金沢に行くのですが450キロ、約7時間です。新幹線利用の場合、東京から約4時間で行けます。
宿:金沢は観光地のためホテルが沢山あり、値段もいろいろです。
   私の定宿は朝食つき7000円です。
特記事項:参加人員は大会後、事務局に確認したところ二日間で1268名だった由。
 名簿によると神奈川県からの参加者は51名で地元、石川県を除き群馬県についで2番目の多さでした。当会からは5名。石川県としては初めての全国規模のツーデーマーチであり、不慣れから戸惑いが有った様です。今後、本大会が良い方向に発展する様、気の付いた点をおせっかいと思いましたが、大会事務局宛メールしておきました。
以上