日本マーチングリーグ(JML)ウオーク情報
第15回名護やんばるツーデーマーチ
和澤  
平成141278日沖縄、名護市を中心に開催された「第15回名護やんばるツーデーマーチ」に参加した。12月と言うのに27度と初夏を思わせる暑さであったが、人懐こい「ウチナンチュウ」のもてなしを受け、沖縄の自然と味を楽しんで来ました。

テーマ

「健康と生きがいづくり」とありふれたものであったが、それだけにこのウオークに賭ける「名護やんばる」に住む人の想いが感じられた。「やんばる」とは沖縄本島の北部の豊な自然をもつ地域の呼び名だそうだ。



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コース:

  第一日目:
羽地大川を堰き止めて人造湖を造る羽地ダムを訪ねるもので30,20,10,5Kmの4コースが設定されていた。ダム工事完成を機に新しいスポットとして全国から来たウオーカーに紹介しようと言うものである。只、流域の生態系を護る為の付随工事が2004年まで続く様でコース途中でダンプによく出会った。沖縄の海の美しさ、豊かさは森が造るのだとの管理棟女性職員の説明には熱気が感じられた。新装成ったアルミの吊り橋から見る湖と常緑の森のコントラストは素晴らしい。しかし、松食い虫に遣られ枯れかかっている松が多いのが気に掛かる。途中から一緒の東京のKさんと「何とかならないか」と話しながら歩く。やがて、名護湾を見下ろすスポットに来る。「ここの眺望が一番ですよ」と名護を良く知るKさんが教えてくれる。今日のお目当てオリオンビールはもう近い。

   第二日目:
21世紀屋内運動場をスタートし名護湾沿いの砂浜を4Kmほど歩いた後、常緑樹の茂る山道を越え、パインやゴーヤーの畑を抜けて風光明媚な羽地内海を眺めてゴールに帰るコースで30,20,10,5Kmの4コースが設定されていた。私が前回参加した13回大会までは屋我地島に足を伸ばす40Kmコースが設定され、白い砂浜を堪能する事が出来たがどう言う理由か無くなり残念であった。今回は雨天のため20Kmコースを歩いたが肝心のゴーヤー畑やフルーツランドは十分雰囲気を伺うことが出来なかった。只、チェックポイントの内原公民館ではウチナンチュウの心のこもった持て成しが嬉しかった。ゴーヤ茶と黒砂糖、葛餅が用意され、雨に濡れた体には何よりのプレゼントであった。

特記事項

参加者は二日間計2,711名で昨年より約500名少なかった由。大会事務局では二日目の雨が原因と見ていた。神奈川県から79名、内当協会から17名が参加した。
第一日の夕刻歓迎レセプションがあり当協会の井上さん長津さんがマスターウオーカーの表彰を受けられた。おめでとうございます。また、近藤さんはくじ引きで「ウオーキングシューズ」を見事引き当てました。

写真説明 (写真をクリックすると拡大してご覧になれます)
1 沖縄料理:「海ぶどう」「ごーやーサラダ」「島ラッキョウ」「パパイヤの炒め物」何れも珍味でした。
2 沖縄のお菓子:われわれの疲れを癒してくれました。
3 旧家:戦火、台風に耐えて築100年、石垣、わら葺屋根が歴史を物語る。
4 羽地ダム
5 ダム湖
6 羊歯の群生ハブが出てきそう、用心。
7 遥か名護湾を望む:目指すオリオンビールも近い、元気を出して。

8 ひんぷんがじまる:樹齢240年、名護市のシンボルだそうです。