オールジャパン ウォーキングカップ情報− 平野 武宏
平成15年2月15日(土)〜16日(日)宮崎県宮崎市にて開催の「第5回みやざきツーデーマーチ」に参加し、神話と伝説の国・南国宮崎の一足早い春のウォークを楽しみました。オールジャパンウォーキングカップ宮崎県認定大会、九州・沖縄マーティングリーグ公式大会、今回は5回記念大会で全国からのウォーカーが集まりました。一人参加なので2月14日からの日通旅行ツアーに申込み、相模原ウオーキング協会の一条・原田のおしどり夫婦も同ツアーのメンバーでした。
第一日目:観光ツアー
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第二日目: 宮崎ツーデーマーチ
宮崎空港に降り立つとワシントニアパームが立ち並び太陽がふりそそぐ南国ムード一杯。青島に行き、国の天然記念物に指定された波状岩(鬼の洗濯板)やビロー樹などの亜熱帯性植物を見学、海彦・山彦伝説も再勉強。
日南海岸一のビュースポット堀切峠で雄大な日向灘と鬼の洗濯板を眺め、神武天皇の父を祀った鵜戸神宮へ。社殿は日向灘に面した絶壁の洞窟の中に鮮やかな朱塗りの本殿あり。帰路は丘陵に130万本のサボテン・ハーブがあるメキシカンムードのサボテン園で「うちわサボテン」のステーキを初体験。
特記事項:
鵜戸神宮の近く買った「きんかん」(当地では「たまたま」と言う)は甘くてビタミン十分。観光地の入口では写真屋攻勢に会う。入口で撮られたスナップが帰り道に絵葉書とセットで置かれ500円。フイルム関係者の小生は拡販に協力。明るく賑やかなバスガイドさんとの楽しい観光旅行の一日。第三日目:宮崎ツーデーマーチ:
青島ステージ。5、10、20、30キロコースあり。
青島の旧宮崎国民宿舎がスタート・ゴール。こどもの国を過ぎると巨人軍のキャンプ地のある総合運動公園を通過。オープン戦の日だったが、早朝なので練習風景は見られず。チェックポイントでミニトマトをほおばって、山に登る。梅の里「好隣梅」ではおしる粉サービス。30キロ初挑戦の3人組レディーと頂上まで同行。一気に日南海岸まで下り、堀切峠下の鬼の洗濯岩の海岸線を一路にぜんざい・飲み物・焼酎のワンカップのプレゼントが待つゴールへ。帰りの電車では前に座った日南市のおばさんと会話がはずむ。天気予報は午後から60%の雨。でも降り出しは夕方。夕食は外食で地元女子高生のお奨めの一言「やっぱ地鶏でしょ」で地鶏に舌づつみ。
宮崎ステージ。5、10、20、キロコースあり。
昨夜の雨も上がり気温16度。東京は6度とか。宿泊ホテル(宮崎駅前)近くの世界最大級のプラネタリュウムと高さ40MのH-1ロケットのある宮崎科学技術館隣りの中央公園がスタート・ゴール。宮崎市内を流れる大淀川(川端康成はこの川面に映える夕日に魅せられて「たまゆら」を執筆)から初代の天皇の神武天皇が祭神の深い緑に荘重にたたずむ宮崎神宮脇を通り、皇紀2600年の記念事業で竣工の平和台公園、明治100年祭を記念して作られた市民の森(梅の香りが漂う)から国際級ビックリゾート「シーガイヤ」へ。不景気の波を受け、ゴルフ場以外はひっそりとして寂しそうだった。太陽と緑の豊かな自然と神話ロマンにも触れた出会い・ふれあい・発見の多かったウォークでした。
写真説明:
1.堀切峠からのビュー 2.鵜戸神宮 3.サボテンハーブ園 4.宮崎ステージ・スタート会場 5.青島入口
6.青島の洗濯板 7.宮崎市の大通り 8.シーガイア・リゾートホテル前