11月19日〜22日の3泊4日、湘南ふじさわ、青森、県央、相模原の会員総勢23名で五島ツーデーマーチに参加しました。最後の日は“せっかくウオーク&観光”で長崎市内をブラ〜リ、市電と足を使ってのウオークをしました。
11月19日(金)
羽田で青森からの4人と合流して長崎へ。長崎は快晴。長崎港が見渡せる広い公園で、佐藤さんが運んでくれたお弁当を頂きました。午後、長崎出島を見学してから船でいよいよ五島へ。港には民宿の人が出迎えて下さり、「ビハーラ五島」と「ゴンハウス」二軒の民宿に分かれました。民宿「ビハーラ五島」は前回もお世話になったので、再会を喜び、話に花が咲きました。こちらのご主人は元校長先生という事で、毎晩、食事のあと40〜50分の講義が有りました。
11月20日(土) 第一日目
五島の日の出は東京より一時間ほど遅いので、私達は明けの明星を見ながら早朝6時前に宿を出発。バスに一時間ほど乗って、朝日が昇り太陽が輝きはじめた頃集合地に到着。全国各地から集まった300名余りが事前に班分けされ、班旗の下に集合。私達は全員10班でした。10班の旗持ちリーダーは、偶然にも以前、大和市の深見(私の地元)に
住んでいたと言う中村さんご夫妻で、すぐに親しくなりました。さて、恒例の挨拶と体操の後、相模原の西野会長が紹介指名され、エイ・エイ・オーの音頭で1班から出発です。
|
大瀬崎灯台へ続くウオーカーの列 |
先ずは日本西端の東シナ海に突き出た断崖にある白亜の灯台めざし、約一時間下って行きます。灯台で一休みし、帰りは登って、登って、出発地点に戻ります。
そこで「10時のおやつですよ」と栗おこわのおにぎりが振舞われ、朝早く出発した私達には嬉しい「おやつ」でした。小休止の後、紺青、青緑、明るい青といろんな色の海を見ながら、入組んだ湾に沿って歩き、快晴の空と、時々吹く海風が汗ばんだ肌に心地よく感じました。そろそろお昼、玉之浦支所に入るとボランテイアの人達が手作りの昼食を作って持って来て呉れました。おにぎり、鯛の五島うどん、地元で採れたカマスの焼立ての開き、熱いお茶。とても美味しかったです。
|
「井持浦教会ルルド」のマリア像 |
午後は20回完歩の表彰等セレモニーの後出発。五島に数ある教会の一つ、奇跡の霊泉で知られる井持浦教会ルルドに行きました。ここで民宿の先生の宿題
・・霊泉を汲み、先生手作りの磨磚(マセン)ペンダントに聖水をかけ命を吹き込む。・・
これで私にも奇跡が起こるかも?!
さあ、ゴールを目指して一踏ん張り。ゴールは西の高野山と呼ばれる大宝寺です。ここでもボランテイアの人達の心のこもった温かいお汁粉を頂きました。22.7キロ完歩。
11月21日(日) 第二日目
|
五島歴史資料館 |
二日目は民宿に近い歴史資料館からの出発です。90?才の方が元気でお住まい言う福江城の前を通り、石垣が見事に保存された武家屋敷通りを抜ける緩やかな上り坂を行く。途中、リゾート地のコンナカ王国で小休止。さらに登って行くと全山芝生で覆われた美しい山が現れました。その頂上から四方が良く見渡せ、まるで箱庭の真中に佇んでいる様な美しい風景でした。次に椿の樹木園を通り抜け海を眺めながら歩きます。「次の休憩はお昼で〜す」の声に中央公園に這入って行くと、ここでも心のこもった昼食の接待が待っていました。
朝採りたてのキビナゴのみそ汁、茹でキビナゴとキビナゴづくし、地元産の大学芋、鰤の刺身、てんぴら(さつま揚げ)、焼きおにぎり等 ボランテイアの皆さんご馳走さまでした!!
|
「鬼岳」ルート最後の登り |
昼食に続き歓迎レセプション。五島の市長さんの話や津軽三味線と太鼓の競演その他色々趣向を凝らし私たちを歓迎して下さいました。私は85才の方の歌う五島相撲甚句の素晴しい声に元気を一杯頂いた様に思いました。
いよいよゴールの外濠公園へ。閉会式では認定書を受け、お楽しみ抽選会をして無事五島ツーデーは終了しました。17キロ完歩。
11月22日(月)
|
長崎平和公園で記念撮影 |
長崎歩けの山口会長ご夫妻が一日、長崎市内を案内して下さいました。市電の一日乗車券を使いグラバー邸、大浦天主堂等の史跡や平和公園、原爆資料館、24人の聖人碑等の観光名所を訪ねました。昼食は蒸し寿司や茶碗蒸で有名な老舗の“吉宗”で長崎を味わい、地元の人ご用達のカステラ屋で買い物をしたりして、しっかりと長崎を満喫しました。
終わり 高平 紀子