〜寅次郎ウオークの旅 伊豆大島 編〜
日本・島めぐり
マーチングリーグ情報
第7回 伊豆大島御神火ツーデーマーチ
前略
平成16年12月4日(土)〜5日(日)に東京都大島町にて開催の「第7回伊豆大島御神火ツーデーマーチ」に有志36名(女性22名、男性14名)で団体参加しました。JWA主催の日本の五島をを結ぶ「日本・島めぐりマーチングリーグ」の認定大会です。リーダーはひげのマーちゃんこと福井正彦氏、幹事長は弟さんが大島在住で中学校の先生をされているしっかりものの西村啓子さんのコンビ。全参加者178名の内、団体参加の湘南ふじさわウオーキング協会会員の参加者は31名で盛り上げました。
12月3日(金)
23:30横浜大さん橋からみなとみらい21の夜景を後に「かめりあ丸」にて出港。修学旅行気分の2等船室で就寝。周りにはダイビングに出かける若者やつり道具を持った人達。
12月4日(土)
6:00岡田港着。バスでスタート会場の大島温泉ホテルへ。2コースに分かれてスタート。
Aコース30キロ(三原山頂口〜内輪山カルデラ〜三原山お鉢〜裏砂漠〜波浮港)
Bコース20キロ(三原山頂口〜内輪山カルデラ〜滑り台〜間伏岳の平下〜波浮港)

ゴールまで雨はなしと信じて30キロコースへ。三原山の溶岩に圧倒されながら、登るとだんだん霧が出てきて、山頂はまさに霧の中。参加要領に「明るい色の服装を」の意味がやっと理解出来た。お鉢では一瞬霧が動いて覗けた。風も強くロープ内の道を千鳥足で歩く。火口降り口での誘導のフォグライトが見えた時はまさに救われた気分。ここからは霧も晴れ、裏砂漠・すすきの原・樹木の中で鳥のさえずり・島周遊の都道と景色が変化する。ゴールの波浮港では子ども達の御神火太鼓と魚汁が待っていた。
火口で記念撮影 波浮港にて
三原山火口にて ウオークの後、御神火太鼓を楽しむ

バスで元町港に戻り、御神火温泉で汗を流す。宿の大島グランドのオーナーは西村さんの弟さんの教え子。魚尽くしの料理と弟さんの手作り果実酒で盛り上がる。外も風と雨で盛り上がる。
12月5日(日)
夜通し季節外れの台風並みの低気圧で暴風雨、朝には雨が上がり、青空だが相変わらず強い風が吹く。残念ながら二日目のウオークは中止。11:00から抽選会を行い、賞品の大島名産品をいただく。心配した帰りの船は大型船の「かめりあ丸」のみ14:50岡田港発となり、それまで御神火温泉でくつろぐ。帰りは幹事さんのご配慮で1等船室(8名の個室)。港からは富士山、伊豆半島がすぐ近くに見える。揺れも少なく、山に落ちる夕日や東京湾の灯かりを見ながら18:20横浜大さん橋に到着。夜景をバックに記念撮影して解散。
元町港 大桟橋にて
荒れる元町港、遥か伊豆を望む ミナトミライをバックに
大会の参加者名簿は珍しく年齢まで記載されている。団体参加の我々はリーダーの機転?で未記入の掲載だった。なお、映画での寅さんは伊豆大島に足跡を残していなかった。
平野寅次郎 拝