ゆっくりウオーク
フジロード 端山藤園 
2014年
04月29日火)

天気:曇り 参加者:363名 距離:12km
コース: 土打公園→端山藤園→舟地蔵公園→大庭城址公園→引地川親水公園(昼食)→引地川緑地→引地川親水広場→長久保公園

例会参加の藤沢市長の挨拶 大庭隧道 トンネルの上はゴルフ場
端山藤園(個人の庭)の入口 端山藤園のフジは花房が長い
フジのトンネルをくぐる 少し早いが見ごろに 満開時は見事です
舟地蔵公園 メタセコイアと花壇 大庭城址公園 藤棚ー1(バラ園)
若葉が美しいメタセコイア 大庭城址公園 藤棚ー2
引地川親水公園 約130mの藤棚−1 引地川親水公園 藤棚−2
長久保公園 マリーゴールドの花壇 長久保公園 藤棚

写真:石井

 藤沢市の花はフジで、公園には多くの藤棚がある。市の花フジをもっと親しんで貰おうと引地川と境川沿いに散歩道として二つのフジロードが作られた。今回は、引地川・フジ史跡ロードの一部を歩く。
今日は、昨日までの好天から下り坂で午後から雨が降りそうな予報ですが、なんとか持ちそうな明るい天候でした。出発式では、例会参加の藤沢市長の鈴木さんからあいさつがありました。

10時過ぎに土打公園を出発、駅前通り行き交通量が多い国道1号線を横断して、上にツツジが咲く大庭トンネルに入る。この上はゴルフ場になっている。暗いトンネルが明るくなる出口の手前で、抜け道に出て山裾に入ると端山藤園に着く、個人の庭ですが、この時期だけ解放して訪れる人を楽しませてくれる。入口からフジの門構えとなり、いろんな鉢植えのフジも見せてくれるが、本命の長い花房のフジが迎えてくれる。満開には少し早いが、満開時であればそれは見事である。そよ風にゆれるやさしい紫のフジのトンネルを抜けてあとにする。舟地蔵公園には、樹形の美しい大きな3本のメタセコイアが新緑に染まる根元には、円形の花壇に鮮やかなポピーなどが咲き、見事なコントラストを見せる。

舟に乗った地蔵が珍しい舟地蔵を横目で眺め、大庭城址公園を南口から急な階段を上がると、燃え立つよな新緑に囲まれた自然豊かな公園が広がっていた。まずバラ園を周回し満開のフジを眺め、若葉がきれいなメタセコイアに癒され、外周を行くと城郭をイメージした大きな藤棚が2箇所あり、花房が短く棚に隠れしまい、見栄えはあまり良くない。ここでしばらく休憩。
ここから近い引地川親水公園には、約130mも続く藤棚があり一部の満開のフジがあるが、比較的新しく公園のためか、フジも成長してなく楽しめるようになるには、少し先になりそう。長い藤棚をひと回りして、ここで家族ずれなどでにぎわう芝生で楽しみな昼食をとる。

午後は12時30分ころ出発、少し黒っぽい雲が出てきたが雨は大丈夫そうだ。引地川沿いを行くと誰かが、カワセミが飛んだの声に、川面に目をやるが見えなかった。カワセミは藤沢市の鳥で動く宝石とも言われている。川面を見ながら歩くと、引地橋付近でカワセミに出あえた。東海道線脇の親水広場のフジを見て、さらに緑道を行くと長久保公園に着く、いつも大きな花壇が目を楽しませてくれるが、今はマリーゴールドが一面に咲いていた。芝生広場に藤棚があり、若葉が芽吹きフジがのぞいているが、もう見ごろ過ぎたようである。
ここで解散となり、ぽつぽつ小雨がぱらつき、おのおの最寄りの駅(バス停、JR駅、小田急駅)に急ぎ足で向かった。今日は、市の花フジを十分に楽しんだことでしょう。(石井邦敏)