ゆっくりウォーク
新緑の鎌倉山
2014年
05月21日水)

天気:雨のち曇り 参加者:107名 距離:[雨のため短縮] 約4km
コース:

奥田公園 → 新林公園 → 新屋敷橋 → 片瀬中学校 → 富士見坂 → 片瀬市民センター → 湘南モノレール 江ノ島駅


歩道橋の下 出発前のストレッチ 新林公園前を行く
片瀬山への上がり 片瀬中学付近 雨の中歩く
晴れた時の富士見坂看板 遠方が霞む富士見坂の景観
石畳の富士見坂を下る 片瀬山の急な階段を下る
コースわきの常立寺 湘南モノレール江の島駅にゴール お疲れ様

写真:阪本

 天気予報通り未明から雨模様、空が明るくなって上がるかなと思うとまた暗くなり雨あしが強くなる。こんな天気のせいもあり参加者の出足も鈍い。
集合場所は奥田公園であったが、雨を避けて市民会館脇の歩道デッキ下で受付を行った。出発式ではチーフリーダから雨天のためコース変更し、雨で滑りやすい鎌倉山方面は取り止め、片瀬山から江ノ島方面に直行する説明があった。

雨の中、予定通り3班に分けて10時過ぎに出発、奥田公園を出て境川を渡り新林公園を左に見て進む。新屋敷橋の袂に出た所で、片瀬山住宅地に登る。低気圧の通過で気温は低く肌寒い気候であったが、雨具を着て歩くと蒸し暑く汗ばむほどであった。片瀬中学校を回り込み片瀬山のピークに来ると突然視界が開ける。西側に妨げるものがなく、眼下に藤沢の街並み、遠くに霞んだ景観が広がる。
天気が良ければ、鵠沼海岸から続く海岸線や、遠くには箱根の山、富士山などを望める絶好のビューポイントであるが、今日はあいにく海岸線も山並みも小雨に煙って見えない。この辺りから雨も小止みになり、傘を畳む人も増えてきた。

都電の敷石が敷き詰められた緩やかな富士見坂を下り、更に狭い階段を下って江ノ島道に出る。密蔵寺、市民センター、常立寺を左右に見ながら歩を進めると間もなくゴールの湘南モノレール湘南江ノ島駅が見えてきた。11時過ぎに到着、約4kmのコースであった。
コースを通して、雨のせいか木々の新緑が鮮やかで、手入れされた庭の花々が生き生きとしてとても奇麗であった、中でも今盛りのバラがあちこちで咲き誇り、雨に映えて美しかった。

今回行く予定であった夫婦池公園は、鎌倉山のほぼ中央の山合いにあります。
江戸時代天領の頃に代官が笛田村に灌漑用水として池を掘らせたのが始まりで、2つの池(上池・下池)と桜が有名。豊かな自然が残されており、ヨシの群生地、イワボタン、ツリフネソウ、ハンゲショウなどの貴重な植物が自生し、カワセミ等も生息している。木材、自然石など自然素材を使用して整備し、平成21年4月に『夫婦池公園』としてオープンしました。
いつかまたの機会に。(阪本茂義)