横神奈川県歩きたくなる道
50選−49 アンコール2

渋田川、歌川の花めぐりと
花菖蒲
2014年
06月13日金)

天気:快晴のち曇り 参加者:285名 距離:@10km A15km
コース:

金山公園 → 市総合運動場公園(ロングのみ) → 丸山城跡公園(A昼食) → あやめの里 → 柏木牧場・歌川公園(@昼食) → 愛甲石田駅


木陰で出発式を待つ参加者 スーパーマスターウォーカー賞を受賞する市川さん
暑い快晴の下出発 出発すぐに小田急沿線沿いを歩く
コース脇の咳どめ地蔵尊 暑い陽射し避けて給水タイム
丸山城址公園越しに見る東海大病院 高部屋神社境内を抜ける
あやめの里に向けて足取りも軽い あやめの里の花菖蒲は満開
雲行きが怪しい花菖蒲のなか歩くロングコース 柏木牧場で待望のソフトクリームに並ぶ
昼食後歌川公園を出発するショートコース 田植えが終わったばかりの水田から見る大山

写真:阪本

恒例の伊勢原あやめの里の花菖蒲めぐりのウォークである。
 昨日までの梅雨空とはうって変わって今日は一片の雲もない快晴の天気に恵まれた。予報では気温がぐんぐん上昇し真夏日になると言う、暑さが心配された。
 こんな暑さにもめげず、参加者が集合場所の伊勢原金山公園に続々と集まってきた。
出発式では神奈川を歩きたくなる道50選コース・33市町村を同時完歩された会員の市川明美さんがスーパーマスターウォーカー賞の表彰を会長より受けた。

 スタートに先がけ1,2班がロング、3班がショートと班分けを行い、3班からスタート。
金山公園を出て小田急線沿いを少し歩き、車両の多い幹線道路に出て東海大学病院方面に進む。幹線道路から離れ「咳止地蔵尊」の前を通り、その先の分岐をロングコースは真っすぐ市総合運動公園へと進むが、我々は右折しショートコースへ進む。東海大学病院の裏手を回り込み、所どころで強い陽射しを避け木陰で給水タイムを取りながら、新しいよく整備された丸山城址公園で最初のトイレ休憩を取った。公園は高台になっており、眺めが良く特に真向かいの東海大学病院が大きく迫って見えた。

 此のあたり一帯は中世の城跡(砦跡)で、平安末期源頼朝の御家人の一人糟谷左衛門尉有李という武将がこの地を治めていた、丸山城は有李の居城であったと云う。平成22年丸山城址公園として整備された。
 公園から直結の歩道橋を渡ると高部屋神社である、2年前に茅葺の屋根をふき替えた拝殿はひときわ立派で思わず畏まって参拝させて頂いた。ここにある至徳三年(1386)に製造されたという梵鐘は県重要文化財であり、拝殿は慶応元年(1865)の建築で、扁額は山岡鉄舟の筆によるという。
 この後、第2東名道路の工事中の橋脚を脇に見ながら県道22号線に沿って太田地区のあやめの里を目指す。陽射しがギラギラ照りつけ真夏を思わせる暑さに辟易したが、終始爽やかな風が吹き抜け肌に心地良かった。

 ショートコースは、あやめの里に11時半頃到着、花菖蒲が丁度見頃で色とりどりの花が畑一面に咲き誇りとても奇麗。ウォーカーの皆さんは、花を覗き込んだり写真を撮ったり散策路をめぐって鑑賞したりと其々に楽しんでおられた。花菖蒲の畑は以前はもっと広くて沢山の花菖蒲があったが、年ごとに規模が縮小されてきているようだ。
 あやめの里での花鑑賞の後は、すぐ近くの歌川公園で昼食と柏木牧場での買い物タイム、暑さのせいでソフトクリームを買う人が長い列となった、美味しそうにグルメを満喫する人も多かった。
 強烈な太陽の下、入道雲がもくもくと空高く発生し雲行きが怪しくなってきた。食後は早めにゴールの愛甲石田駅を目指して出発した。

 ロンググコースグループもショートが出発してから約50分後あやめの里に到着。暑かったのだろう、こちらでも柏木牧場ではソフトクリームに長蛇の列が出来、美味しそうに頬張っていた。
 空模様を気にしながら歌川公園を後にし、ゴールに向かった。途中の田植えが終わったばかりの水田越しに見る大山がとても印象に残った。少し雨がぽつぽつとした事はあったが、なんとか本降りにはならず、無事愛甲石田駅前にゴールした。(阪本茂義)