ウオークメイト(ふじさわ歩友会) わがまち ふじさわの景観130景を歩く 藤沢・鵠沼地区の景観めぐり |
藤沢市後援 2014年 08月28日(木) |
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天気:曇り 参加者:97名 距離:8km |
コース:伊勢山公園(藤沢景観10)→皇大神宮鎮守の森(鵠沼景観1)→ヤクルト前→引地川親水公園→引地川遊歩道(鵠沼景観2)→本真寺→松が岡公園(鵠沼景観3.解散式)→小田急鵠沼海岸駅 |
伊勢山公園への上り坂 | 慎重に坂を下る。 |
一中横の道 | 皇大神宮 |
お参りする方は少なかった | ヤクルト化粧品前 レンズに水滴 |
親水公園で小休止 | 歩道には所々に石絵が埋め込まれていた |
引地川緑道左岸 | 可愛い六地蔵 |
松が岡公園 | 鵠沼海岸商店街 |
集合場所は藤沢本町下車5分の伊勢山公園であった。この公園は丘の上にあるので、いきなり石段の坂道を上ることとなった。しかし手すりがあり、マイペースで上れるので助かった。 公園は藤沢市指定第1号公園で、昭和2年、山頂に忠魂碑が立てられ、桜の木が植えられ、以来桜の名所として市民に親しまれて来たとのことであるが、老木のためか伐採されてしまっていた。また、江ノ島を眺望できる展望台があったが、残念ながら本日のお天気では視界不良であった。 開会式で、平成24年5月から始まったスタンプ帖による景観めぐりウォークは、今日の例会で一巡し130景観歩者が誕生する予定であること。女性優先、30名限定で、ヤクルト化粧品工場を見学できるとの話があり、ヤクルト組は先行して出発した。 夜来の雨で、足元注意、慎重に公園を下る。一中と湘南高校の間の道を通り、 上村信号から、皇大神宮へ向かう。皇大神宮は歴史が古く、延喜年間(901〜23)相模国土甘郡の総社、1104年には伊勢神宮大庭御厨の鎮守となっている。 8月17日の例大祭には、市の有形文化財の人形山車9基が出て賑わいを見せる。今日で、130景観歩の人には、満願成就に相応しい景観、ゴールとなった。 このあと、ヤクルト工場を横目に引地川親水公園で小休止し、引地川右岸を、富士見橋を渡って左岸へ。作橋までの間の遊歩道は鵠沼景観2であるが、ベテランウォーカーによると右岸の方が景色がよいという。川を挟んで右岸は辻堂地区になるとか。少年野球場がある所から左折し住宅地に入る。近くこの球場広場に老人施設が建設されるという。やがてお世話になるであろう人々にとっては、正否はコメントできない。今流に言えば微妙。 小田急の車窓から見られるお寺は本真寺という浄土宗のお寺で、珍しい尼寺であった。尼さんのお心で建立されたのであろうか、可愛い表情をした子供の六地蔵が迎えてくれた。なぜか、ほっとし疲れが吹き飛んだ感じがしたのは、筆者だけではなかろう。 小田急線を横断し松が岡公園(鵠沼景観3)へ。この公園は親子二代にわたって歴史学者であった村川堅固・堅太郎の邸宅地が市へ寄付されたものである。 鵠沼の原風景が残る貴重な景観であるが、松林が成育したせいであろうか、住宅地に面した方の松の枝はかなり伐採されていた。解散式では130景観歩者9名に対する表彰などがあって、その後、鵠沼海岸商店街を通り、駅近くで11時20分頃解散となった。天気予報では、時々雨であったが、幸い雨にも遭わず、暑からずウォークを終了することができたには幸いであった。 (八柳 修之) |