(6)最終回
早朝ウォーク
夏の陣ケ下渓谷

2014年
08月30日土)

天気:くもり 参加者:226名 距離: 11km
コース: 鶴ヶ峰公園→帷子川右岸→親水緑道→田原橋公園→川島小学校→横浜水道記念館→上星川駅

鶴ヶ峰公園で出発式 出発 鶴峰橋を渡る
さるすべりが咲く帷子川右岸 緑の帷子川右岸
帷子川親水緑道その1 帷子川親水緑道その2
帷子川 田原橋公園
田原橋公園 大きな柳 川島小学校脇の桜並木
環状2号線高架下その1 環状2号線高架下その2
横浜水道記念館(解散) 横浜水道記念館の入口に不思議な噴水

写真:石井

 最後のサマーシリーズ(6)は、横浜市で唯一の渓谷の陣ヶ下渓谷公園を訪ねるウオークである。
今日は明け方に本降りの雨となり、雨のウオークなると思ったら、7時ころには雨も上がり、集合場所の鶴ヶ峰公園には大勢のみなさんが集まった。公園は幼稚園や高層住宅に囲まれ、出発式はスピカーなしで行いコースリーダーから、早朝の雨ですべりやすく危険ということで目的の陣ヶ下渓谷公園に行かないとの説明があり、残念だが安全が第一である。

8時15分ころ、夏とは思えない涼しい気候(10月上旬)のなか、鶴峰橋を渡り帷子川の右岸を歩く。しばらく行くと帷子川親水緑道に入る。帷子川は若葉台近辺の湧水を源として、横浜港に注ぐ全長17kmの都市型の川である。昔は暴れ川で水害の多い川であった。今は大改修して護岸整備し大幅に改善され、これにともない、旧河川を利用して作られた池や小川が流れる親水緑道となっている。雲の合間から青空も見え薄日も射すなか、緑道沿いは小川のせせらぎの音や雨上がりで青々とした木々の緑の美しい景観に癒され、ミンミンセミの大きな鳴声を聞きながら気持ちよく歩く。

再び帷子川右岸を行き、相鉄線くぐると田原橋公園に入る。ここも改修にともない、旧河川を利用して作られた公園で、自然の景観を生かした憩いの場になっている。池や小川が流れ、大きな柳が印象に残る公園である。今度は新幹線をくぐり自然が残る住宅地を、のぼりくだりすると環状2号線の高架橋に出て、緑に囲まれた高架下を行く。予定では陣ヶ下渓谷公園に下るはずでしたが、すべりやすく危険とのことで、パスして環状2号線の側道に上がる。側道沿いを歩き保土ヶ谷高校近くで、環状2号線をくぐる。ゆるやかな坂を上がって行くと、西谷浄水場が見えてきた。道志川と相模湖を水源として、一日の浄水能力は横浜スタジアム1.1杯分である。浄水場内に横浜水道記念会館がありここで解散。時間はまだ9時半多くの人が、記念館に入り展望室まで上がり360度の眺めを楽しむ、くもり空ながらかすかに東京スカイツリーが望めた。後は思い思いに横浜の水道の歴史の資料、展示など見学したようだ。帰りは水道坂を下り上星川駅に向かった。(石井 邦敏)