ゆっくりウォーク
小出川の彼岸
2014年
09月30日火)

天気:晴れ 参加者:316名 距離:11km
コース: 円行公園→秋葉台運動公園→大黒橋→小出川側道(群生地)→青少年広場(昼食)→寒川駅前公園(ゴール)→寒川駅
 

円行公園 出発式 秋葉台体育館前 休憩
道端のコスモス 小出川のあじさいの道
小出川の彼岸花入口 花はすでに枯れている 小出川沿いのコスモス
柿も色づく 唯一残った彼岸花
稲刈りが進む 刈り取られた田圃
青少年広場の木陰で昼食 ゴールの寒川駅

写真:石井

 毎年恒例の小出川の彼岸花を観賞するウオークである。
明日は10月というのに、夏の日射しが朝から照りつける暑いなか、円行公園に300人を超えるみなさんが集まった。
10時過ぎに3班体制で出発、引地川を渡り、藤沢北警察署前のいちょう並木を歩く。左側には桐原工業団地が広がり、右側にはいすゞ自動車工場、リサイクルセンターなどの工業地帯である。石川大山交差点で左折して、住宅地を通り抜けて行くと、秋葉台運動公園に着き、ユニークな形の体育館は、かぶと虫の愛称で呼ばれ、その日陰に集まり休む。遊具で遊ぶ園児に見送られて出発、秋葉台小学校脇を通ったら、突然元気な合唱が聞こえてきた、音楽の授業かも、窓を開けてるので良く響く。JAさがみから小出川に出て、あじさいの道を歩く、あじさいの株には名札がついており、地元の住民が手入れをしている。始まりは、不法投棄に悩む住民があじさいを植えたことから始まったようです。今は剪定されみるかげもないがシーズンには、あじさい祭りが開催される。

あじさいが途切れると、大黒橋でここから小出川の彼岸花の入口になる。川の両側には真赤な鮮やかな花が帯状に咲いているはずであるが、花は枯れて茶色になり茎だけが面影を残す。例年だと9月末から10月始めに見ごろになるといわれているが、今年は1週間見ごろが早まったようだ。
彼岸花は見ごろであれば、約3kmに渡って小川の両側を真赤な帯状に連なり、その中を歩く人気のコースであるが、今日は小出川沿いに広がる黄金色に染まる稲穂の田園風景を楽しみながら歩く。なかにはすでに刈り取られたわらを干している田圃や機械(バインダー)で刈り取り作業中の田圃など秋の景色が広がっていた。川沿いは、コスモスやススキ、色づいた柿、また黄金色の田圃など秋色で満たされていた。

日射しは相変わらず強く、日蔭のない川沿いの道に嫌気をさしたころ、青少年広場へ12時に到着、木陰で思い思いに腰を下ろして楽しみな昼食をとる。時折吹き抜ける風が心地よい。
12時45分ころに日射しが照りつけるなか出発、雑木林の坂道を上がり岡田の住宅地を抜けて、藤沢寒川線を行くとゴールの寒川駅に着いた。
彼岸花はすでに終わっており、時たま見せる出遅れの花を見つけたりして楽しみ、川の両側に広がる田園風景にどこか懐かしさをおぼえ、進み行く秋を感じたことでしょう。(石井邦敏)