縄文の森から弥生の森へ 2014年
10月05日日)

天気:雨 参加者:67名 距離:12km(雨のため大幅に短縮)
コース: 奥田公園→神光寺横穴古墳→手広大谷緑地→青蓮寺→鎌倉中央公園(昼食)→山ノ内配水池→北鎌倉女子学園→北鎌倉駅 
雨のため大幅にコース変更 
奥田公園→手広交差点→相鉄ローゼン→鎌倉中央公園→大船駅

歩道橋下でストレッチ  雨中の出発
「ローゼン」前で一次解散 鎌倉中央公園で休憩

写真:川澄

沖縄海上を台風18号がギアを上げながら北上している。台風の前に前線があり大雨予報が出ている。10月最初の日曜日といえば、日本列島はいろいろな催事や観光行事で彩られるのに、まことに無粋な台風である。FWAも例会開催にずい分迷ったが、結局決行とした。

奥田公園の一角に雨をよけて集合。66人が参加してくれた。9時に出発式。雨が強くなっている。雨によるコース変更が説明される。<縄文の森から弥生の森へ>・・縄文土器が出土したという手広大谷緑地と、弥生式住居跡がある台峰の森を経由して北鎌倉駅に向かうという河原チーフ苦心のコースも今後に期待しよう。コースをショートカットして鎌倉中央公園経由で大船駅に向かうことになった。「この雨だから新林公園に行って、戻って来るだけでいいじゃない?」という女性ウォーカーの声が聞こえる。「折角この雨を突いてやってきて下さった熱心なウォーカーに、裏手の公園にただ行って戻ってきて解散じゃ、申し訳ないッスから・・」とスタッフの広瀬さんが対応している。「いいのよ!そんな気遣いをして頂かなくっても!」周囲の女性応援団も喧しい!

ストレッチをして9:20奥田公園を出発。県道をまっすぐ一列で行進、深沢高校、手広交差点を抜けた。雨はずっと降り続いていたが風がないので助かった。参加者が少ないので大小の交差点も抜けやすい。雨中でも会話がはずむ。「それにしても最近の日本は大変だね。地震や御嶽山噴火、台風とかさ・・」「でもウォーカーは元気だから、サバイバルにはゼッタイ負けないね」

湘南モノレールの下を潜ると「相鉄ローゼン」についた。トイレ休憩をさせていただいたが、雨が激しくなってきたのでここで一次解散とした。バスやモノレールの駅も近い。一次解散後26人が竜骨のように廻りくねる坂道を上ってゴールの大船駅に向かった。雨の鎌倉中央公園でひとやすみ。丘陵の緑を映す静かな池に雨が降りしきる。こんな風景も悪くないなと思った。(川澄武雄)