ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
片瀬と村岡の景観めぐり 
2014年
10月22日水)

天気:雨 参加者:44名 距離:3.5km 
コース: 江ノ島入口地下道→片瀬漁港突堤(新70景)→片瀬海岸(片瀬景観7)→緑の江の島(片瀬景観8)→龍口寺(片瀬9)→江ノ電江ノ島駅→洲鼻通り→仏舎利が見える河口(景観2)→小田急片瀬江ノ島駅(解散)

江ノ島に通じる地下道で開会式 境川河口 片瀬橋、こちらが表玄関,
乃木大将銅像台座石跡 片瀬漁港モニュメント
片瀬漁港突堤へ 突堤先端へ向かう
突堤先端付近、記念撮影する人あり 東浜から振り返り江ノ島を望む
東浜から小動岬を望む 龍口寺参道山門
龍口寺境内 五重塔を望む 龍口寺前角 電車が13度曲がる箇所 
江ノ島駅前  洋服を着た小鳥 作者の心も温かい。  洲鼻通り、老舗の羊羹屋さん前
弁天橋からの境川河口付近 竜宮城を模した片瀬江ノ島駅で解散

写真:八柳

予報通り朝から冷たい雨、コースを大幅に変更して催行することとなった。
集合場所は新江ノ島水族館脇のさざえ広場から、江ノ島へ通じる地下道に変更、完歩者4名の表彰を行った後、ウォーカーが選んだ新70景の片瀬漁港の突堤へと向かった。波が高ければ突堤の通行は禁止となるのだが、幸い風もなく雨も一時的に小ぶりとなって先端部の小灯台まで往復した。この突堤は平成10年から、予算の関係からか少しずつ延長し、14年3月に全長277mの突堤が完成したものである。小灯台までボードになっていて歩きやすい。西側は釣り場となっていて、いつも太公望で賑わっているのだが、さすが今日は誰もいない。
この突堤、初めてという人が多く好評だったようだ。晴れて富士が観られるときに訪れたいものだ。

片瀬西浜から今、来た道を戻って、地下道を潜って東浜へ。片瀬海岸は、東は鎌倉市腰越に接し、西は境川を挟んで水族館の少し先の鵠沼海岸と接する全長560m余りの遠浅の砂浜である。境川河口部を挟んで東側を東浜、西側を西浜と呼んでいる。海と川の境は片瀬橋、上流は川、下流は海。橋には表玄関、裏玄関があって、欄干に漢字で書かれた方、日本橋寄りが表玄関口と呼ぶというのが、元スタッフ田島氏(故人)の話であったが真偽のほどは定かではない。
雨でなければ、渚を歩く予定であったが堰堤を歩いて、134号線東浜信号を渡って龍口寺へと向かった。

龍口寺は日蓮上人の有名な「龍の口の法難」で知られる龍ノ口刑場跡に延元2年(1377)、日法上人が一堂を建てたのが、現在の龍口寺と伝えられる。
明治43年建築、総ケヤキ造りの五重塔は景観9となっているが、雨のせいもあり本堂越しに見るだけにととどまった。日蓮上人が一晩幽閉された土牢、龍ノ口刑場跡を見てお寺を後にした。
江ノ電、江ノ島駅前、洲鼻通り、老舗の羊羹屋さん、杉山検校が建てた江ノ島弁財天道標の前を通り、弁天橋からは、境川左岸マンション群の間から龍口寺の仏舎利塔が見られた。11時30分ころ、小田急片瀬江の島駅前で解散となった。
雨は一日中、止むことはなかった。みなさん風邪を引かないようご自愛ください。(八柳修之)