11月13日(木)に恒例で人気のみかん狩り&温泉ウオークがありました。
参加者95名でバス2台で、藤沢駅前を7時過ぎに出発、朝から久しぶりの快晴に恵まれ楽しいバスウオークに胸膨らむ。湘南の海岸134号線に入ると前方に新雪をいだいた美しい富士山が顔をだしてくれた。また相模湾は強い風に少し波立っているが、真っ青な海原が広がっていた。秋深い箱根新道を上がり箱根峠でトイレ休憩し、下りは車窓から富士山を眺めていると、建設中の歩行者専用吊橋が見えてきた。来年12月に完成予定で日本一長い吊橋が完成する。富士山や駿河湾の絶景が一望できる観光名所になるでしょう。三島楽寿園の三島駅南口側入口へ9時20分ころに到着。
入園(有料)するとすぐに満開の菊に迎えられ、入口近くでストレッチをした。園内の散策は、修善寺にお住まいの会員飯塚さんの案内で、菊まつりの会場を回る。特に八坂の塔を模した菊飾りに、みなさんからきれい!と感嘆の声があがる。小浜池は、富士山の伏流水が湧きだし満水時はすばらし景観になるそうだが、湧水が枯れてしまいからっぽである。溶岩流がむきだしになって、これはこれで枯山水のような風情があり良かった。園内にはもみじがいっぱいあり、色づき始めていたが紅葉にはまだ早い。これから歩く源兵衛川の水源となる湧水を眺め楽寿園を後にした。
飯塚さんの先導で、市内を流れる源兵衛川に下りて、川の中の遊歩道(飛び石や木道)を注意して歩く、清流にそよぐミシマバイカモを眺めながら散策を楽しむ。
清住緑地の木道を歩き、かんがい用遊水地の丸池で美しい姿の富士山をバックに集合写真をとる。この池は逆富士も有名ですが、いろんな条件そろわないと見られないようだ。
柿田川公園には11時過ぎに着き、園内を半周して芝生ひろばで思い思いに昼食をとった。柿田川は、園内のいたるとこから湧き出る湧水を水源とし、富士山に降った雨や雪どけ水が、約十数年かけて湧きだすという水量にびっくりする。この川は全長1.2kmで狩野川に合流し、日本で一番短い一級河川であると飯塚さんが教えてくれた。第2展望台に行くと丸い井戸から湧水が湧きだし、木漏れ日と相まって、幻想的な藍深い色合いが見られた。
飯塚さんとはここでお別れして、12時に柿田川公園を出発、箱根を越えて湯河原のホテル「あかね」に向かう。ホテルではいつものようにあたたかいおもてなしを受けた。直営のみかん園で今年は出来がいまひとつ言われたが、ネット袋にいっぱい詰め込みみかん狩りを十分に楽しんだ。そして温泉にたっぷりつかり、大広間で休憩し歓談した。楽しいときは過ぎるのが早く、15時30分にはお開きとなり、18時には藤沢駅前に無事に帰着した。(石井邦敏)
|