晩秋のまさかりが淵  2014年
11月28日金)

天気:くもり  参加者:247名 距離:17km
コース: 湘南台公園→境川遊水地公園→俣野公園→まさかりが淵→金井公園(昼食)
→柏尾川プロムナード

湘南台公園を出発 鷺舞橋を渡るはずだったが
境川遊水地公園 紅葉の俣野公園 
横浜薬科大学前を行く 宇田川を渡る
まさかりが淵 モミジが綺麗
まさかりが淵市民の森を行く もうすぐ金井公園だ

午後の伝達式
金井公園で昼食
柏尾川に沿って 柏尾川プロムナードでゴール

写真:藤井

 ケヤキの木の残り少ない紅葉に朝日が当たっていたが、しばらくすると日が陰ってきた。今朝の湘南台公園はいつもより温かい。元気いっぱいのウオーカーが数多く集まってきた。9:30から出発式をし、FWAのグリーンの旗、それに続く1班の赤い旗、そのあとに歩きだすウオーカーが列をなす。
さあ、出発だ!

 左側に境川、右手に最近出来上がった遊水地が広がっている。まっすぐな自転車道をゆくと、境川に架かる美しい橋が見えてきた。白鷺が羽を広げた姿を連想されることから鷺舞橋と言われる。その橋を渡る予定だったが、残念なことに工事中である。境川の自然豊かな遊水地公園を抜け、俣野公園へと向う。途中、公園近くの幼稚園の脇を行くと金網にしがみついて可愛らしい園児達が声をかけてくれた。それに応えて年老いたウオーカー達が手を振る。微笑ましい風景だ。

 すっかり秋深まった俣野公園でトイレ休憩。あちこちに赤いモミジが目に移る。列を整えてスタートする。俣野公園に隣接する横浜薬科大学の薬大スタジアム脇から大学の正門に向かい、その洋風デザインの門からつづく図書館棟21階立てがそびえたっている。かなり離れた境川からもよく見える建物だ。坂を下り宇田川に出る。そして川沿いを歩くと立派な生垣が連なりその先は専念寺であり、鳥居のような冠木門を通し、一礼をした。宇田川を渡る赤い欄干の専念寺橋を歩き、やがて木々が茂り、川面に下がる赤いモミジの枝、木橋を渡るウオーカーが一枚の絵になる。川を辿るとあまり大きくはない滝があり、いたるところにあるモミジの間から流れ落ちる様子が見える。ここがまさかりが淵で彦八と機織り姫の伝説の滝なのだ。それぞれ滝壺をのぞき込んだり、写真を撮ったり、解説板を見たりしている。そこから石段を上り、振り返ると付近の木々も紅葉していて綺麗であった。

 まさかりが淵市民の森の中を歩き、斜面を登り切ったところで森から抜け出た。国道一号線を渡り、おなかが空いたことを感じていると、やがて昼食場所の金井公園に近づいてきた。黄色く色づいたイチョウ並木、路面にも黄色の葉で敷き詰められている。金井公園の中に入り思い思いのところでお弁当を広げ始め、頭の上からモミジが覗いていました。

 午後は柏尾川沿いをまっしぐら、戸塚駅に向かった。朝よりは雲が厚くなり、ゴールした時はパラパラとしてきたが、プロムナードに入ると桜並木の落ち葉を踏んで、一日秋を満喫したのではないでしょうか。(藤井誠)