ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援 わがまち ふじさわの景観130景をあるく 御所見の景観めぐり |
2014年 12月22日(月) |
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天気:快晴 参加者:103名 距離:8km |
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コース: | 御所見市民センター→御所見小学校の銀杏(景観1)→用田バイパス→新用田辻→目久尻川(景観10)→川の駅(70景)→中将姫祠(70)→用田寒川社(70景)→御所見の森(景観2)→皇子大神(景観3・昼食・解散)。3班に分かれて)@長後駅行バス停葛野・Aプレシア菓子店直売所・Bさがみハム直売所へ案内) |
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御所見市民センター脇広場での開会式 | 御所見小学校の銀杏(金網越しに撮影) |
用田バイパスからの富士 | 新用田辻からの富士 |
刈り取られた田圃のあぜ道 | カワセミがいなかった目久尻川 |
川の駅 | 中将姫祠 |
用田寒川社 | 御所見の森撮影ポイント |
皇子大神 | 皇子大神での日向を求めて昼食 |
表彰式 | 130景観歩者記念品 |
写真:八柳
本年最後の景観ウォークは御所見地区。御所見地区は藤沢の北部にあり、藤沢の面積の17%を占める最大の地区、人口は約18千人(全人口の4.4%)、ゴショミ―ナと自ら呼称しているという。自然が残り、昔懐かしい風景が見られるが、逆に交通の便が悪く集合場所、解散場所ともバス停となった。果たして何人の参加者があるか懸念されたが、100名を超す参加者があった。 集合場所は長後駅からバス約20分の御所見市民センター広場。可愛い保育園児も体操するなか、ジジババの参加者も準備運動をして10時20分頃出発した。 最初は御所見小学校の銀杏(景観1)である。この学校は明治6年創設の歴史を持つ学校であり、学校のシンボルツリーの大銀杏が校庭の真ん中に一本ある。地元の婦人連、卒業生の熱望によって景観に選定された経緯があるという。一般には公開されていないため、高いフェンスの間からしか覗けなかった。すでに紅葉が終わり、樹形美の銀杏の姿になっていた。 用田パイパス(22号線)を横断する橋からは冠雪の富士が望め、新用田辻までの間、富士に向かって歩いた。新用田辻から先は現在工事中、右折して中原街道を50mほど歩き西に向うとビニールハウスなどがある田園地帯、刈り取られた田圃の農道を、今度は新幹線の高架橋に向かって歩く。 工事中のバイバスの橋脚を潜り抜けると目久尻川の左岸に出た。目久尻川は相模原市相武台団地付近を水源とし、寒川町で相模川に合流する全長19kmの一級河川である。護岸工事が完了し、目久尻サイクリングロードになっている。この辺り、謳い文句どおり果たしてカワセミが棲んでいるであろうか。(景観10) 上流に向かって歩き神崎橋の手前の「川の駅」という所で小休止。サイクラーのお休み処としてつくったようだが、自販機はあるが売店などはない。むしろ、地域の人々の集会所的要素が強いようであった。川の駅の前にあった中将姫祠の由来を見る。「奈良時代、藤原の鎌足の孫娘が、継母に迫害され14歳にしてこの地に身を隠した。その後、父親に救い出され奈良の当痲寺で尼となり毛髪と蓮糸で曼荼羅を織り、それが国宝として所蔵されている」という話。 地域の人々が毎年供養祭を行っているという。狭い竹林の山道を一列、上って中将姫の祠をお参り。蛇足ながら、昔、中将湯という婦人薬があったが、その名は中将姫に由来する。 再び新幹線のガートをくぐると用田神社入口、ここから参道まで緩いが長い坂道となった。用田寒川社は、創立天正2年(1574)と比較的神社としては新しく、 用田地区の鎮守である。武田信玄と小田原北条氏の戦いの際、信玄は寒川の寒川社の御霊を宮原と用田に移し、寒川神社に火を放って、かがり火にしたという言い伝えがあるという。 その後、訪れたのは御所見の森(景観2)、地図を見ても御所見の森という固有名詞はない。聞けば藤沢ではあまり見られなくなった杉林の樹林であり、俗に御所見の森と呼んでいたそうだ。1978年に開場されたボーイスカウトが利用している野営地やアーチュリーの練習場の案内板があった。森の中を歩くこと5〜6分。 振り向けば冠雪の富士山と大山が観られる道を通り、一路、皇子大神へ。(景観3) 鳥居は安全のためグラスファイバー製にしたとあるが見た目には石と変わらない。神殿に至る参道は約150m、両側の杉は神々しさを演じる。桓武天皇、第三皇子葛原(かずわら)親王をお祀りするという。 ここで日向を選んで昼食、12時40分から完歩者の表彰後、解散。そのまま長後までバスで帰る人、ケーキ屋さん、相模ハムで買い物する人、3班に分かれて、ご案内、目分量で大体3分の1ずつであった。 今年最後の景観ウォーク、皆さん、スタンプ帖のシールが埋まりましたか。 因みの130景を観歩された方13名、100景54名、60景91名となった。130景観歩された方には市長表彰と記念品、協会からは表彰のほか、写真のような記念品をお贈りします。未達の方が来年は是非130景観歩しましょう。 来年も元気に歩けるよう皆さまのご健康をお祈りします。 (八柳 修之) |