ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
長後の景観めぐり 
2月24日(火)

天気:晴れ 参加者:134名 距離:9km 
コース: 長後駅→長後公園(景観1)→長後天満宮(景観5)→下福田南なかよし公園→サカタのタネ→長後いこい森(景観4)→綾南公園(70景、昼食・ウォーキング教室)→やぶね台公園→長後のくだもの畑(景観7)→長後市民センター(景観3)→お花畑(景観2)→長後駅

長後公園での出発式 鎮守の森天満宮
引地川沿いを歩く 引地川左岸を遡る
緩い河岸段丘を上る 下福田南なかよし公園 長蛇の列
サカタのタネの前 長後いこいの森
長後いこいの森をあるく ジジ・ババの遠足を眺める園児
梅の木の下で至福の昼食 蓼川を下る
長後の果物畑
長後のシンボルツリー 市民センターの桜

写真:八柳

集合場所は長後駅西口から5分程の所にある長後公園、小公園であるが桜や銀杏の大木があり、古くから地域の活動拠点として使われているとか。ベンチの周りにゴミが散乱していたが、スタッフのOさんが一人拾っていた。
10時20分出発、住宅地を通って、最初に向かったのが長後八幡宮であった。昔、源頼朝が鷹狩をした後、この辺りにあった渋谷重国の屋敷に泊まり、酒宴を催したと言われる館があったという所で、菅原道真を祀る地区の鎮守となっている。市指定の文化財の小さな石造の狛犬を板塀の間から覗いた。

天満宮を後に坂道を下って行くと展望が開け、左右田圃、前方は段丘になっている。引地川の左岸を上流に向かって一列になって500mほど進み、名無橋を渡り坂道を上って行くと温室も見られる畑地となった。下福田南なかよし公園でトイレ休憩。長い列が出来た。その後、サカタのタネの圃場横を通る。この圃場は昭和35年、野菜の育種試験場として設立されたもので、特にキャベツの品種改良を行ったという。金網越しに見ると花卉も栽培されているようだ。

厚木の飛行場に近いせいか、日米両軍の航空機が離発着を繰り返し激しい騒音である。付近の住民は堪ったものでない。新幹線の通過音が聞こえ、やがて杉、ヒノキを中心とする樹林が残る長後いこいの森に着いた。7月頃には姥百合が咲くことで知られているが、今は所々に枯れた花が残るのみである。姥百合の名は、花が咲く頃に葉(歯)が無くなるということから、その名が付いたという。

いこいの森を出ると綾瀬市である。二級河川の蓼川沿いにある綾南公園に11時50分頃到着した。この公園は綾瀬市で初めての親水公園であるが、売り物の滝は冬期休止中であったが、園内にはバベキューが出来る炊事棟や大型遊戯施設があった。園内所々に紅梅が咲き始め梅見の昼食となった。12時20分から本日、初めて参加した人へガイダンス。30分からウォーキング教室、今日のテーマは地図の話、午前中地図を見ないで歩いた人も午後からは見て歩く人が多かったようだ。

午後からは蓼川の左岸、右岸沿いと歩き、引地川との合流点の手前から引地川沿いに出た。熊野橋を渡ると前方の大きな高い建物は藤沢総合高、以前は長後高校と言った学校、両岸は果樹園と田圃の懐かしさを感じる野道を歩く。道路の際までお墓がある永明寺の横を通り、長後市民センター着。小休止。昭和31年に殖産学校を改装して出来た長後支所の完成を記念して植樹されたソメイヨシノは悠久の桜として地区のシンボルとして親しまれているという。
このあと、「四季折々のお花畑」という景観2を通り長後駅西口へ向かった。四季折々のお花畑とのことであったが、何も花は咲いていませんでした。
今日は日中、3月中旬から下旬の陽気で、よいウォークでしたが、花粉症の人にとっては少し辛いウォークだったようでした。(八柳修之))