ゆっくりウオーク
天王森泉館 
おひな様ウオーク 

2015
3月03日(火)

天気:くもり 参加者:382名 距離:12km 
コース: 御殿辺公園→東俣野公園→境川遊水地公園(昼食)→天王森泉公園・泉館→湘南台公園

御殿辺公園を出発 水道橋の下を行く
 東俣野中央公園に咲く淡い梅 東俣野中央公園でひと休み
つつじの山、何色になるのか 広々とした境川遊水地公園
さあ、楽しい昼食タイム 吊るしびな
かわいい 座敷中に
二階にも 吊るし柿?これも!
館の庭でのにぎわい

写真提供 藤井

3月3日は「ひな祭り」。女の子の健やかな成長を願って、美しいひな人形を飾ってお祝いする春の年中行事である。そのひな人形を見に行くウオーキングです。朝からどんよりと曇って寒い朝であった。立春を一か月も過ぎ、春めいてきたとはいえ、今日は冷たい風が吹いていた。

  出発式を10時過ぎに終え、公園中央の並木通りからスタートとなった。公園脇を横切る国道一号線の下をくぐり、境川に出てきた。川面からの風は冷たかった。境川の左岸をゆっくりウオーク、ブルーの旗をなびかせながら、先頭は進み、列は続く。目の前の白く塗られた水道橋の下を行く。右を見ると小高い丘からまっすぐに線を引いたように道があり、左を見ても丘の上までまっすぐな道が見える。これが横須賀水道道か。川沿いの道からそれて、東俣野町の田圃の道を行くと、ここにも四角い水道橋が横切っていた。こちらは横浜水道なのか。二本の水道橋を眺めた後、東俣野中央公園に着いて一休み。

 公園を出て田畑の道を行き再び境川沿いに出てきた。川沿いの道から一段低い田圃の農道を行き、又川沿いのサイクリングロードから境川遊水地公園に入ってきた。広々としたグランドへ降りてゆき、昼食となりました。12時前につき30分ぐらいの昼食タイム。それぞれお弁当を広げ楽しそうである。

 午後はスタート前に、泉館の「吊るし雛アート」に行く人と、見学せずにゴールの湘南台公園に向かう人に別れた。後者は泉館の前を通過していった。天王森泉館は昼食場所からすぐ近くにある。この館は旧清水製糸工場の本館として建築され、現場所に移築されたものである。
 館の前庭に縁台がいくつか並べてあり、見学者が思い思いに休憩していた。脇では甘酒とか、お汁粉、トン汁を売っていた。おいしそうに紙コップの甘酒をすすっている老夫婦。

 館の部屋には華やかに吊るし雛が数多く飾ってある。玄関に入ると左も右もにぎやかな吊るし雛が目に飛び込んでくる。近づいて、部屋のなかを見ると畳の上には、可愛らしい人形、白馬、手毬などが数多く並べてあり、その奥に内裏雛が飾られ、天井からは色々な形の吊るし雛が所せましと部屋中一面に吊り下がっている。吊るし雛はゆっくりと動き、様々な表情を見せる。見学ウオーカーは少人数ずつ館に入り、二階にも飾られていて一回りしてくる。二階のガラス窓には干し柿がずらりと吊り下がっていた。これも人形と同じくちりめん生地で作られている。外から見ると本物に見えた。

 庭には梅が咲き、願いがこもった短冊が下げてあった。足元には寒咲きあやめが咲いていた。この時薄日が差していた。見学を終えるとゴールの湘南台公園まで仲間と歩いていく姿が和やかであった。(藤井 誠)