ゆっくりウオーク
  浄見寺と里山公園散策

2015
4月18日(土)

天気:晴れ 参加者:389名 距離:@10km A16km
コース: 茅ヶ崎中央公園→相模線北茅ヶ崎駅→鶴が台団地→スリーハンドレッド・ゴルフクラブ→浄見寺・古民家民俗資料館→建彦神社→茅ヶ崎里山公園(昼食)
→@文教大学バスターミナル(ゴール)
→A腰掛神社→芹沢池・谷の家→行谷→下寺尾→湘南みずきせせらぎ公園(ゴール)→相模線香川駅

茅ヶ崎中央公園をあとに 相模線を渡る
鶴が台団地を抜ける どこも八重桜は花ざかり
気持ちが和む花づくり花壇のある道 ゴルフ場を抜ける道
大岡一族歴代の墓 古民家・民俗資料館で休憩
建彦神社への参道を登る 里山公園パークセンターで昼食
里山公園内の散策路を登り下り 谷戸の芹沢池を横目に
谷の家の竹林を抜けて こまよせ川沿いをゴールへ

写真提供 大牟田

好天に恵まれ、大勢の参加があった。10時過ぎ、4班体制で集合場所・茅ヶ崎中央公園を後にした。北茅ヶ崎駅近くで相模線を越えて円蔵の地を北へ向かい、鶴が台団地を縦断すると新湘南バイパスが見えてくる。その下をくぐって暫くすると、風景が街中から郊外へと変わってくる。前面に森の丘が近づいてくる。ここが、スリーハンドレッドゴルフクラブの森である。出発して初めて登り坂にさしかかる。両サイドに芝のコースを垣間見ながら並木道をすすむのは心地いい。ゴルフクラブの丘を下ると今日の目的地のひとつ、浄見寺はすぐそこである。

 門前に大岡越前守菩提所という石柱が立っていた。ご存知、江戸南町奉行大岡越前守忠相とその一族が眠っている墓所である。テレビドラマ「大岡越前」で、俳優・東山紀之扮する忠相が彷彿としてくる。寺に向って左上の墓地に歴代の墓石が並んでいたが、墓地内に入ることは許されなかった。
 浄見寺の前にある古民家・旧和田家の民俗資料館で休憩後、さらに北に向かう。「大岡越前通り」と名付けられた道を横切ると、建彦神社の参道、一寸きつい登り道となる。神社は明治期に諏訪神社と金山神社が合祀され、それぞれの祭神、建御名方命の建と金山彦命の彦をとって命名されたという。登りきると舟地蔵と寒川を結ぶ県道に出る。その県道を、短いコースのゴールとなっている文教大学前のバスターミナルを横目に、暫く右手に向かうと、今日、二つ目の目的地、茅ヶ崎里山公園に正門から入る。
 茅ヶ崎里山公園は平成13年に開園した比較的新しい県立公園。面積は約35haで、お馴染み辻堂海浜公園の約倍の広さに、谷戸、谷戸の田畑、雑木林からなる里山風景が眺められる公園である。ここで昼食を摂る。

 午後は短いコースと長いコースに分かれ、短いコースは文教大学の脇を抜けて、大学前のバスターミナルがゴール。長いコースは里山公園のパークセンターから腰掛神社へ下る。この神社には日本武尊が東征の際に腰かけたという石が置かれている。さらに下って、途中から左折して谷戸に入る。今度は今下ってきた分、登り返すことになる。谷戸の田畑を見ながら「谷」という一字で「やと」と読ませる「谷の家」の前を通り、竹林を抜け、ここから蛇行しながら登る。かなり応える。この公園の特徴である里山の風景を味わって、また、先ほど休憩したパークセンター近くに戻る。公園の出口近くに一列に並んで咲く「ほうきもも」の花は最盛期を過ぎていた。

 ここから登り下りを繰り返しながら行谷、下寺尾の集落を抜ける。目の前に高麗山から平塚、寒川の街並みが展望できる所にでたが、春特有の霞に包まれて、折角の景観がぼんやり。コースをとおして、満開の八重桜を見ながら、小出川の支流(こまよせ川)沿いにある湘南みずきせせらぎ公園に、13時50分ころのゴールとなり、一路、相模線の香川駅へ。16qの行程でした。(大牟田 宏)