ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援 わがまち ふじさわの景観130景をあるく 遠藤の景観めぐり |
5月25日(月) |
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天気:快晴 参加者:109名 距離:10km |
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コース: | 遠藤公園→滝ノ沢不動尊(70景遠藤3)→生け垣のまちなみ(景観7)→御嶽神社(景観6)→寶泉寺と石垣の道(景観5)→小出川とせせらぎの道(景観4)→慶応大学越しに観る富士(景観9)→秋葉台運動公園と文化体育館(景観8・ウオーキング教室・一時解散)→円行公園(湘南台景観3)→湘南台駅 |
遠藤公園での開会式 | 滝ノ沢不動尊 |
滝ノ沢住宅地緑道 | 生け垣のまち並み |
面白郵便受け | 旧家が残る |
趣のある土塀 | 御嶽神社参道を下る |
石垣が残る寶泉寺 | 寶泉寺山門 |
小出川のアジサイは早かった | 小出川せせらぎの道 両側500m |
慶大越しに富士が見える筈だが | 秋葉台文化体育館への上り道 |
秋葉台文化体育館 | 秋葉台文化体育館前のサツキ |
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写真:八柳
集合場所の遠藤公園は湘南台駅または辻堂駅からバスとあってか、最近の例会には珍しく参加者は100名余り。10時15分頃出発、最初に訪れたのは住宅地の中にぽつんと残る滝ノ沢不動尊(70景遠藤3)。ライフタウン造成以前は昼なお暗き森林に矢向台地からの地下水が滝となって落ちていたという案内板があったが、今ではすっかり池は枯れていた。緑の多い滝ノ沢住宅地の中を通りる抜けると南原という交差点、遠藤・茅ヶ崎線に並行する旧道は歴史を感じさせる建物や生垣がつづく。ここが「生垣のまちなみ」(景観7)であった。写真にある旧家、窪島家はかつて養蚕組合長を務めたという。 生垣のある道の先、土塀があって左に曲がると御嶽神社(景観6)であった。境内にある青面金剛像は市の重要文化財で4本手の庚申といわれる珍しいものとあったが、大方の人は見過ごしてしまったようだ。参道を下り右手を行くと梨畑、遠藤の梨は藤沢では有名である。遠藤市民の家の先が寶泉寺(景観5)、大多数の人は参道の石段を上って参拝した。玉雄山寶泉寺は曹洞宗総本山直系、創立は永生16年(1519)頃、徳川氏から二十一石の朱印地を賜ったという由緒あるお寺で、遠藤地区内唯一のお寺であるという。 ほどなく小出川の大黒橋、ここを起点に下流は秋には寒川まで続く彼岸花の道、上流は北へ約500mは両岸、アジサイロードとなる。(景観4) しかし残念ながらアジサイはまだつぼみの状態であった。小出川は以前、不法投棄により荒廃したどぶ川であったが、遠藤あじさいの会の人たちがアジサイを植え、地域の散歩道に変えたのである。アジサイには一株毎に植栽者の名札がついているが、中には、植栽者ともに枯れてしまったアジサイも見受けられた。 アジサイロードが尽きた地点、JAさがみ店から秋葉台体育館に向かう道はなだらかな上り道、両側貸農園のようでごちゃごちゃ色々な野菜が植えられていた。途中、振り返れば慶大越しに富士山が観られるという景観9の地点であったが、何分この季節、僅かに慶大の体育館のみ見られただけだった。 秋葉台文化体育館(景観8)に到着したのは11時40分。建物のデザインが斬新なので景観に選定されたのであろうか。調べて見ると設計は槇文彦、竣工は昭和59年、当時銀色に輝く近未来的な建築物、「カブトムシ」の愛称で親しまれるようになった。その槇文彦は新国立競技場のデザインに疑問を呈している。昼食後12時15分からウォーキング教室、本日のテーマは熱中症、これからの季節に格好のテーマで、皆さん熱心に聞かれていたようです。朝自宅を出る前に水の摂取が肝要とのことです。終了後一次解散、途中、バス停の案内もあったが大方の人は湘南台駅まで歩いた。日中最高気温は27度まで上がったが、事故もなく終了したのはなによりでした。(八柳 修之) |