サマーシリーズ(1)
長屋門の半夏生 
2015
7月07日(火)

天気:くもり 参加者:337名 距離:12km

コース: 地蔵原の水辺→いずみ台公園→阿久和大久保原公園→貉窪公園→阿久和向原第二公園→長屋門公園→希望が丘駅

地蔵原の水辺でストレッチ 桜の木に子猫が
地蔵原の水辺を出発 和泉川の遊歩道
和泉川の右岸を行く いずみ台公園
京浜変電所は大きい 大久保原公園内の林
大久保原公園の花壇 貉窪公園では小学生が昆虫採取
あじさいが咲く立派な門 長屋門に到着
今日はたなばたの日 あじさいとハンゲショウの道
母屋の裏側のハンゲショウ 長屋門の裏の湿地にはハンゲショウの群生

写真提供 石井

 サマーシリーズの第1回は、長屋門公園の半夏生(ハンゲショウ)を観賞する早朝ウオークである。
雨が4日も続きうんざりしていたが、今日は雨もあがり、涼しい梅雨空のもと、いずみ中央駅前の地蔵原の水辺に朝早くから300人を超える大勢のみなさんが集まった。

8時15分過ぎに、桜の木にのぼった子猫に見送られ出発、和泉川右岸の桜並木を歩くが、足元には夏草が茂り、所々には水たまりがあり注意して歩く。途中左岸に渡り、正法寺付近から川を離れ、広いいずみ野団地い入り、団地北の一画にいずみ台公園がある。公園内にはめずらしいこどもが遊べるログハウスがある。ここで一回目のトイレ休憩、湿度が高いせいかむしむしする。
公園を出ると正面に、高圧線が交差する広い京浜変電所があった。変電所前交差点を渡り、阿久和南の住宅地をくねくね行き、大久保原公園の林を抜けて、新幹線を渡り阿久和南の住宅地もくねくねと細い道が続く、車があまり通らないコースを設定したようで、スタッフの苦労が感じられる。

貉窪公園に入ると、森の中を小学生が網をもって昆虫採集に飛び回っていた。ここは森が広がり濃い緑に癒され、2回目のトイレ休憩をとる。
阿久和向原第2公園内は、新しく出来たスロープをジグザクに上がり、急な階段を上がらずに済んだ。ここから近い長屋門公園に到着し、瓦葺きの長屋門(旧大岡邸)をくぐると、竹に願いを込めた短冊がつるされた七夕があった。今日は7日で七夕の日だ。左側にあじさいとハンゲショウの道があり、観賞しながらひとまわりする。ハンゲショウはどくだみ科で緑の葉の先端がだんだん白くなり、7月中旬まで白くお化粧したようになるのが見られる。白い花が咲いたように明るく、梅雨空に涼しげに映える不思議な植物である。長屋門の裏側には自然ゾーンがあり、阿久和川の源流となり森と湿地が広がって、ハンゲショウの群生も見られ、縦に長い公園であった。

ここで解散となり、せせらぎの水辺と森の散策路を抜けて、15分ほどの希望が丘駅へ向かった。駅には10時半ごろ着き、2時間ちょっとの早朝ウオークを楽しんだ。(石井邦敏)