　ここのところ３０℃超す蒸し暑い日が続いております。今日は「遊行の盆」に合わせた集合時間で、湘南台公園午後４時であった。暑い盛りの時刻に出発式がおこなわれた。その時ＦＷＡの会報に毎月連載しております「ウオーキング川柳」の金子さんがご挨拶され、弟（金子隆）さんがお作りになった「昭和郷愁かるた」が紹介されました。
　
　４時とはいえまだ夕暮れには程遠い日差しの中、湘南台公園をスタートし、“旧藤沢・町田街道”を行く。街道両側に大きな屋敷林、お蔵とか黒塀があり大きな門構えの旧家が点在し、道幅は狭く交通量は比較的多い。一時間も経たぬうち汗まみれになり、日陰を求めて、列詰め休憩をする。この時水分補給するようスタッフの声が飛んだ。
　やがて境川に出ると、いくらか吹く風が涼しい。背中に陽を受け川沿いのサイクリングロードを行く。このころ、歩く姿の影が長く伸びてきた。しばらくして川から離れ東俣野中央公園に向かう。沿道にはもうススキの穂が出、小さな畑に真っ赤に実ったトマトが目に留まる。
　　
　東俣野中央公園に着くとすでに５時半をまわっている。木立の足元には一面にシロツメクサが咲いていた。ここで休憩となり少々お腹が空いてきた人達は軽食を取っていた。だいぶ日も落ち、日差しが弱まってきた頃、６時にスタートした。夕空いっぱいの畑の道を下り、しばらくして豊かな樹林地を有し旧住友別邸があった所、今は俣野別邸庭園として公開しているが、今回はその外周を巡り、国道一号線の上に出てきた。ここからは旧東海道の面影が残る大木の桜や松の木の歩道を行き、遊行寺坂上まで来た。
　
　７時前の遊行寺の境内では市民の盆踊りがたけなわで、火が灯された提灯が数多く櫓から張り巡らされ、人込みは最高潮に達しており、警備の人が提灯を振りかざしていた。遊行寺坂上で解散となり、この境内の踊りの見物やら、カメラを向ける人、屋台の明かりを楽しむ人、多くの人が「遊行寺の盆」を楽しんでいったことでしょう。（藤井誠）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　



ウオーキング川柳　金子さん	午後４時湘南台公園を出発

旧藤沢・町田街道を行く	暑い日、日蔭での列詰め休憩

境川土手のスイッチバック	日が落ちて、まだまだ暑い川の土手

夕暮れ時の東俣野中央公園	アベリアの花が咲く公園で一休み

夕闇の中、足元を気おつけて	蒸し暑さの中、休憩

遊行寺の盆	稚児の踊り

祭り囃子	囃子に合わせて

踊りも佳境に入る

天気：晴れ　参加者：２２１名　距離：１１ｋｍ
コース：	湘南台公園→雲昌→下屋敷→東西橋→東俣野中央公園→遊行寺坂上→遊行寺