ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
辻堂の景観めぐり
8月26日(水)

天気:  参加者:60名  距離:8km 
コース:

駅前町公園→辻堂駅と駅前商店街(辻堂景観10)→宝珠寺と天王山(辻堂8)
→旧鎌倉街道と歴史のある町並み(辻堂9)→宝泉寺と諏訪神社(70景)
せり出した松と町並み(辻堂5)辻堂市民センター
国道134号(辻堂4)
辻堂海岸(辻堂3)辻堂海浜公園(辻堂2)
→海浜公園通り(辻堂1)
 

辻堂の景観8
「宝珠寺と天王山」の宝珠寺
辻堂の景観8
「宝珠寺と天王山」の天王山
辻堂の景観9
「旧鎌倉街道と歴史のある町並み」の町並み
辻堂の景観9
「旧鎌倉街道と歴史ある町並み」の旧鎌倉街道
辻堂の景観(新70景)
「宝泉寺と諏訪神社」の宝泉寺
宝泉寺境内のサルスベリ
辻堂景観(新70景)
「宝泉寺と諏訪神社」の諏訪神社
神社近くに、早や秋の風情「オミナエシ」
辻堂景観5
「せり出した松と調和した町なみ」
辻堂市民センターで参加者表彰
辻堂市民センターで休憩 辻堂景観1
「クスノキのある海浜公園通り」
辻堂景観10「辻堂駅と駅前商店街」

写真提供:大牟田

 盆あとも猛暑日が続いたが、台風15号の余波か・・いくらか涼しくなった。前夜には雨が降って、この日のウォークメイト<辻堂の景観めぐり>を心配していた。朝になっても天気が不安なので集合場所を駅前町公園から辻堂駅コンコースに変更した。60人の参加者が集まってくれた。当初コースは8qの予定だが、辻堂海岸付近はこれまでの荒天で相当歩き難くなっているはず。天気の関係もあるのでコースをショートカットして変更した。しかしシールの<辻堂の景観>の海岸付近以外はすべて回った。

辻堂は縄文時代には海の底であった。海面は芙蓉カントリーの崖下まできていた。だから辻堂地区の土地は、昔から砂地で水もちが悪くやせていて、稲田に向いていない。米作が出来ないため石高が上がらず、人々は芋などを作り、半農半漁を続けてきた。鎌倉期以来貧しい生活を過ごしてきたはずである。

しかし辻堂には旧家が多く今でも蔵のある屋敷が結構多い。どうしてこれほど豊かな村落を形成してきたのだろう・・と不思議に思う。人々が助け合って、長い間平和に暮らしてきたせいだろうか。最近辻堂の長老に聞いた話だが、1キロ四方の辻堂地区に、寺が4、神社・社が10、石仏が30 あるそうだ。今回は鎌倉街道や大山街道が走り、素朴な歴史をもつそんな辻堂の景観をゆっくり見て回った。景観の写真を見て下さい。

スタートしてすぐに天気は回復基調に向かったが、スタート前に説明した通り、いつ天気が急変するか分からないので、辻堂公民館で休憩・表彰式をした。そしてその後海浜公園通りに出て辻堂駅付近で解散した。11時過ぎであった。(川澄武雄)