ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
鵠沼の景観めぐり
10月30日(金)

天気:晴れ 参加者:132名 距離: 11q
コース: サンパール広場→旧後藤医院(70景)→海辺の住まい(鵠沼景観10)→桜小路公園(鵠沼9)
→住宅地を走る江ノ電(鵠沼8)→遊歩道とボート(鵠沼7)→松並木住宅地(鵠沼6)
→鵠沼海岸(鵠沼5)→サーフビレッジ(昼食・W教室)→海岸線のまち並み(鵠沼4)
→松の屋敷林の公園(鵠沼3)→緑静かな遊歩道(鵠沼2)→皇大神宮鎮守の森(鵠沼1)
→JR・小田急 藤沢駅


サンパール広場を出発 オーパ前を進む
旧後藤医院 江ノ電沿いを行く

鵠沼藤ヶ谷市民の家
ハローウィンの飾り

下藤ヶ谷公園で列詰め
松並木がある住宅地
サーフビレッジ 海岸線の町なみ
松の屋敷林 引地川沿いの遊歩道
親水公園 皇大神宮前でゴール

写真提供:川澄

 10月のウォークメイトは<鵠沼の景観めぐり>である。爽やかな好天に恵まれて藤沢駅北口歩道橋上「サンパール広場」に132人のウォーカーが参加してくれた(一般参加37人)。景観シールも大盤振舞いで10か所のシールを全部差し上げるというから、FWAもきっぷがいい!

 10:20 サンパール広場を出発。藤沢駅南口オーパの横で歩道橋を降りると鵠沼橘通り。すぐに旧後藤医院につく。後藤医院は1933(昭和8)年に建築され療養所や医院として使われた。2010年登録有形文化財に指定され、現在は市民の家として利用されている。内部は木のぬくもりがたっぷりと感じられる気持ちの良い建築である。

 藤ヶ谷の町なみを抜けて桜小路公園(蓮池)にでる。7月のサマーシリーズでは満開の蓮畑が見られた。江ノ電沿いに出たが12分間隔の江ノ電には遭遇できなかった。その代わりにハローウィンの飾りをいくつか見た。鵠沼藤ヶ谷市民の家の玄関上部にある六角形の塔?は何だろう。吹き抜けじゃないと聞いたが‥。下藤ヶ谷公園で列詰めをし、鵠沼松が岡地区へ出るとさすがに鵠沼らしい景色が続く。134号線を渡り鵠沼海岸・サーフビレッジへ正午前に着いた。

 鵠沼という地名は鵠(白鳥)が沼に沢山いたことによると言われる。鵠沼地区は結構広い。区域で言うと北はJR東海道線を超えて旧東海道、南は相模湾である。東西は境川と引地川に挟まれている。明治初期、鵠沼の東南地区は大砂漠の鉄砲場であったが、明治中期になって別荘地として計画造成された。明治35年に江ノ電が開業して、別荘地として発展した。

 ビーチバレー発祥の地・サーフビレッジで昼食、次回案内やウォーキング教室が行われた。再び134号線を渡り鵠沼海岸商店街辺りから北上する。別荘跡の屋敷林を抜け小田急線沿いを進む。小田急線を渡り西側の引地川に出る。引地川は大和市を水源とする二級河川だが、大和市まで緑豊かな遊歩道が続いている。富士見橋(箱根駅伝の藤沢ポイント)で湘南新道を渡り、JR東海道線手前にある親水広場でトイレ休憩した。このあたり平地の町なかでも紅葉が始まっている。東海道線の下を潜ると鵠沼神明。2時過ぎにゴールの皇大神宮に到着した。(川澄武雄)