あしかがフラワーパークと
戦場ヶ原
特別例会 一泊バスウオーク

2017年
05月10日(水
   
1日(木)

参加人員:89名(バス2台)

天気:1日目 曇 史跡足利学校とあしかがフラワーパーク
    2日目 曇一時雨 戦場ヶ原ハイキング


コース:
1日目:藤沢駅(8時過ぎ出発)⇒圏央道⇒菖蒲PA⇒久喜白岡JCT⇒東北道⇒足利JC⇒
    太平記館P⇒鑁阿寺・足利学校⇒足利まちなか遊学館(昼食)⇒織姫神社⇒太平記館P
    あしかがフラワーパーク(夕食弁当)⇒東北道⇒鹿沼IC⇒宇都宮東横イン(泊)

2日目:東横イン⇒日光・杉並木道⇒日光バイパス⇒いろは坂⇒赤沼⇒戦場ヶ原ハイキング⇒
    湯ノ湖⇒金精峠⇒丸沼高原(昼食・入浴)⇒川場道の駅⇒沼田IC⇒関越道⇒
    鶴ヶ島JCT⇒
圏央道新湘南バイパス⇒藤沢駅(16時過ぎ到着)


1日目 足利学校とあしかがフラワーパーク
  写真スライドショウをご覧下さい
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今春の特別例会は5月10日、11日の「あしかがフラワーパークと戦場ヶ原」である。天候にも比較的恵まれ快適なバスウォークであった。

5月10日(水)
8:05 小田急百貨店横を出発した。江ノ電バス2台、89人が参加した。圏央道〜東北道〜北関東自動車道を経由して足利市に向かう。途中菖蒲PAで休憩した。11時前に足利市街、太平記館に着いた。すぐに足利学校に向かう。

街なかに突然足利学校が現れた。茅葺の建物や庭園を、清雅な門や塀が取り囲んでいる。多くの学徒が数世紀にわたり、真剣に学習したところである。江戸中期の姿に復元されたものらしいが見ていて気持ちが良い。足利学校の創建は定かでないようだが、16世紀中頃には、フランシスコ ザビエルによってヨーロッパに紹介されていたという。

すぐ近くに鑁阿寺(ばんなじ)がある。室町文化を作った足利氏の氏寺である。もともと足利氏の居館であったらしい。土塁と塀に囲まれた大寺は足利一族の武家屋敷であった。本堂(国宝)の屋根は典雅な装飾も少なく、いかにも武家風である。楼門や鐘楼も良かった。

鑁阿寺から足利まちなか遊学館に行き、昼食をとらせてもらう。昼食後に足利織姫神社まで歩く。地方都市ながら、中央通りは電線などが埋設されすっきりしている。織姫神社は山の中腹にある。
それにしても境内までの階段が229段!昔は神社の土地位いくらもあったろうに、どうしてこんな高所に造ったのか?という話し声が後ろから聞こえてきた。足利氏の本貫、足利市街を一望する。足利市は後背の足尾山地の裾野に広がり、市の中心を渡良瀬川が流れている。曇っているが高いビルもなく空が広い。

太平記館Pからあしかがフラワーパークに向かう。
贅沢な花のテーマパークである。30000坪の広大な敷地にぎっしりと花があり圧倒される。5月はフジの季節で、樹齢150年 奇跡の大藤が咲いている。下り藤が長く150pはたっぷりあるだろう。色も艶やかで、藤色の他に、黄、白、薄紅など。また八重の藤を初めて見た。藤沢市の藤ももう少し長くならぬものか。藤の他にも季節の花々が美しい。ツツジ、シャクナゲ、バラ、クレマチス、マロニエ、ハンカチの木、なんじゃもんじゃの木・・歩き疲れて休んでいると大藤などにライトアップが始まった。冬はイルミネーションが素適だと聞いた。
バスの中でおいしい弁当をいただいた。ボリュームがあった。7時頃に宇都宮駅前 東横インに着いた。



2日目
 戦場ヶ原 写真スライドショウをご覧下さい

5月11日(木)
2日目は奥日光 戦場ヶ原のウォークである。7:45 東横インを出る。日光杉並木、いろは坂、中禅寺湖畔も渋滞なくバスは快調に赤沼まで進む。ウォークの前に集合写真を撮る。男体山が大きく見える。細かい雨が降っているなかを戦場ヶ原へ。戦場ヶ原は1300m〜1400mの高地にある湿原である。広い。400ha もあるという。高所だけに春はまだ浅い。桜がようやく蕾くらいである。
いつしか雨がやみ小鳥が鳴いている。木道を歩く。湿原の向こうの山には雪渓が多い。途中何組かの小学生らとすれ違う。東京からの修学旅行らしい。みんな元気にコンニチハと挨拶してくる。湿原の景観は変化に富んで楽しいウォーキングになった。

湯滝に着いた。良い見晴らしである。大した水量で滝音も話声が消えるほどに大きい。高さ70m、長さ110mと誰かがスマホを見て教えてくれた。みんなで写真を撮った。滝頭まで急坂を上った。下の人影が見えないほどだった。滝の水源の湯ノ湖畔を歩く。景観だが風が強かった。山あいからの風の通り道か。湯本温泉からバスに乗り、金精峠経由で丸沼高原へ。日帰り温泉で弁当を食べ入浴した。
13:30 丸沼高原を出発。帰路についた。途中川場道の駅などに立ち寄った。18:30 藤沢駅に帰着。楽しい特別ウォークだった。幹事の皆さんありがとう。ご苦労様でした。

文:川澄 写真:石井