紀行
健康ご利益めぐり-24 江戸川区
平野 武宏 |
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江戸川区の健康ご利益です。千葉県に接する区で、富士塚めぐりで訪ねた懐かしい道も通りました。 最寄駅は代表例です。寄り道の価格は訪問時のものです。 |
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[江戸川区] [病気平癒・身体健全] 善養寺(ぜんようじ) おびんずるさま(賓頭廬尊者像) 東小岩2-24-2 最寄駅 JR小岩駅からバス利用 |
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江戸川の土手のバス停江戸川病院で降り、病院の隣です。立派な仁王門(写真上左)の裏側には小岩出身の横綱栃錦の像と横綱がありました。本堂(写真上右)の中、入り口左に木像の木像「おびんずるさま」(写真左)が座っています。病気平癒の「撫で仏」ですが、後の紙に次のご利益が記載。 頭を撫でると「頭がよくなる」 鼻を撫でると「美人になる」 手を撫でれば「器用になる」 欲張ってすべてを撫でた寅次郎でした。 ビンズールとは天竺(インド)十六羅漢(聖者)の筆頭羅漢と学んた寅次郎でした。 |
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[こぼれ話]善養寺 影向(ようごう)の松 |
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松に番付があるとは知りませんでした。ここの松は東の横綱とのこと。説明板には「推定樹齢6百余年、主幹の樹高8m、根元付近の樹周約4.5mのクロマツ。地上2mの位置で四方に枝が伸び、東西方向約31m、南北方向約28mに及び景観の秀麗さと合わせて日本屈指の偉容を誇ります。 昭和56年(1981年)四国の岡野松と日本一を競い、当時の大相撲立行司 木村庄之助氏によって東西の横綱に引き分けられました」と記載。 岡野松はすでに枯れたとのことなので、今や日本一の松です。 善養寺は真言宗豊山派の名刹で別名を「小岩不動」とも言い、庶民の信仰を集めました。 |
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[眼・歯]安養寺 こんにゃく閻魔 東瑞江2-50-2 最寄駅 新宿線 瑞江駅からバス利用 |
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善養寺からバス停江戸川病院に戻りバス停鎌田宿で降り、住所で探しました。門前の説明板には「浄土宗の寺院で永禄10年(1567年)開山。 こんにゃく閻魔像は仏身45cmで江戸時代から歯の病や眼疾の人々の信仰を集めました。 毎月16日に生こんにゃくを供えて祈願するのが習わしだった。 また蛤の貝殻に入れた目薬と尊像を摺った御影が参詣者に授けられました」と記載。 |
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[疳の虫・夜泣き]蓮華寺 江戸川6-4-11 最寄駅 新宿線 一之江駅からバス利用 |
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一之江駅から環状七通りをバス停西瑞江5丁目で降り、江戸川6丁目、古川親水公園(写真上左)の前にある新義真言宗のお寺(写真上右)本堂に安置の不動明王が昔から「虫除け不動」として信仰を集め、幼児の疳の虫や夜泣きを解決してくれるありがたいお不動様とのこと。 |
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[皮膚病]妙光寺 江戸川6-16-5 最寄駅 新宿線 一之江駅からバス利用 |
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西瑞江5丁目南信号を挟んで蓮華寺と反対の方向に歩くと左側にあります。門前は古川親水公園ですので親水公園は蓮華寺前からつながっているようです。説明板によると「日蓮宗のお寺で通称赤門寺と言われ境内の七面殿には「海中出現七面大明神」という尊像が祀られ鬼子母神や疱瘡の神も祀られているとのこと。尊像はその昔、葛西沖で漁師の網にかかったものと伝えられている」と記載。 |
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[諸病平癒] 妙光寺 浄行菩薩 |
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山門を入ると右手には浄行菩薩(写真右)がありました。 水をかけ置いてある束子で菩薩の全身をこすった寅次郎でした。 |
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[眼]妙音寺 一之江5-8-20 最寄駅 新宿線 一之江駅 |
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駅から環七通りを一之江五丁目あたりまで行くと左側奥にあります。 門前の説明板によると「真言宗豊山派で建久元年(1190年)開山の名刹。昔一人の目の不自由な娘が目を治そうと薬師如来に21日の願をかけ、食を断ってお祈りしました。すると満願の日に目が見えるようになりました。娘はお礼にたくさんの鮒を放ったら鮒はすべて片目になったと言われています」と記載。鮒が娘の身代わりになってくれたというわけで、以来、眼病にご利益があると広く信仰されました。 写真上左は山門と奥の本堂、右は山門入り右側の薬師堂。 |
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[ボケ除け]安養寺 ぼけ除け白衣観音 平井6-53-1 最寄駅 JR平井駅 |
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富士塚めぐりで訪れた安養寺の弁天堂(写真下左)の前にある「ぼけ防止白衣観音」です。「ぼけ防止」とは、ぼけが始まっていてもまだご利益はあるのかな?」と心配しながら祈願する寅次郎でした。 (寅さん歩その9 富士塚めぐり-9 江戸川区 安養寺の富士を参照) |
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次回は豊島区の健康ご利益です。 平野 寅次郎 拝 |