紀行

江戸・東京の祭-43
(新しい祭-8)
平野 武宏

平成28年(2016年)2月28日36,647人が参加した第10回東京マラソンに合わせ「マラソン祭り」と称して、「東京マラソン2016ランナー応援イベント」が東京都主催で行われました。寅次郎も都民の一員として参加しました。

 
 [マラソン祭り]  


「マラソンランナーを応援ウォーク」も東京都ウオーキング協会主催の浜町公園からゴールへ向かう約12kmと東京都主催のゴールから東雲折り返しの約6kmがありました。寅次郎は所属する東京都ウオーキング協会のコースに参加。日本橋、銀座、豊洲、有明エリアからゴールまでランナーを応援しながら「マラソン祭り」を楽しみました。

10時20分頃、浜町公園を出発すると、すぐにマラソンコースです。
9時10分に新宿の都庁をスタートした先頭は品川を折り返し、浅草に向かいます。ウォーキングをスタートしてすぐに反対側を浅草に向かって走るトップ集団と擦れ違いました。
写真右上はその時の日本人主体の2位集団で、トップのアフリカ勢は速すぎてカメラに収まりません。浅草を折り返したトップ集団には33km地点で追い越されました(写真下左)トップのランナーはカメラからはみ出ています。銀座四丁目ではまだまだ一般ランナーが浅草に向かって走っています(写真下右で11時5分です)トップのゴールタイムは2時間6分56秒ですので、もうフィニッシュ手前ですね。


給水・給食の支援です。個人で準備し、手渡している人もいました。








写真上左は最後の給水ポイント、写真右は沿道から応援の人々へのお汁粉無料サービスです。寅次郎も美味しくいただきました。
35km地点からは応援が目立ちました。太鼓、よさこい、ちんどん屋さん、歌、チアーガール、仮装応援等、休憩中や撮影禁止もありましたので一部です。

  





  
看板や横断幕の応援は個人名なので撮影を遠慮しましたが、励ましのメッセージです。
「○○、○○ 一緒に頑張れ」を持つおばあさん(息子と孫か?)
「走った分だけは深まる」を持つ女性
「パパがんばれ」を持つお子さん

更に力強い支援はランナーと一緒に走る「ランニングポリス」(写真下左の中央で白い帽子リュック姿の2人組)、沿道で待機の「AEDを背負う2人組」、空から支援の「ドローン」。救護所は随所にありました。
  


応援ウォークはフィニッシュの手前のパナソニックセンター東京前でゴール。イベント会場で食べ物のテントが立ち並んでいました。寅次郎、「あなご屋 銀座 ひらい」の江戸前 穴子丼(有料)を食べて、フィニッシュ地点(東京ビックサイトの海に近い場所)へ。




写真上左は12時15分の約38km地点、右は13時40分のフィニッシュ地点です。フィニッシュ地点への入場は飛行機搭乗並みの手荷物・金属探知機チェックがありました。万全を期した警戒や大勢の人々の支援で無事終了した「マラソン祭」でした。
約31km地点から歩いた沿道は応援の人で混雑する場所もありましたが、交通規制でコースに入る脇道の信号をすべてパスして歩けたのは大変気持ちが良いものでした。


寅さん歩 その10 健康ご利益めぐり-4 東京マラソン祭り編も参照くださ


次回は新しい祭-9です。


平野 寅次郎 拝