新春挨拶

末永くウォーキングを楽しみましょう 
会長 馬場 弘之
新年おめでとうございます

平成の天皇陛下が生前退位の強いご希望を表明されたことから、元号が改まる年の新年を迎える事になりました。
常にもまして身の引き締まる思いです。明るい近未来を楽しみに待てるような世の中になると良いと思っています。新元号がどうなるのかにも気に掛かります、FWAの会員証も和暦から西暦に変更しました。

 今年のFWAは、幾つかの新しい取り組みをスタートさせます。
例会数は昨年と同じ38回(KWAの押印対象は33回)にしました。KWAの会報「か
ながわを歩こう」を読むと傘下の協会が開催する例会が年々減ってきているなと強く感じますが、FWAはもう少し頑張っていこうと、同数としました。多くの方に楽しんでいただいている「ゆっくりウォーク」の毎月開催を続けます。「湘南ふじさわの四季」は11月「鵠沼・片瀬の冬」で第24回のゴールをむかえます。(途中からパスポートを始められた方のために、初回から第6回目までのアンコールを2020年に予定しています。)「相模國準四国八十八箇所めぐり」はいよいよ後半に入ります。新企画として、バスウォークを「東照宮を巡る」として3年間6回のシリーズとします。徳川家康をお祀りする東照宮は全国に130か所もあるといわれていますが、その中で、北は日光から西は岡崎まで、主だった6宮を訪ねます。

 ウォークメイト(WM)は、7、8月を夏休みとして、10回の開催にします。これは、昨年夏に猛暑の中での例会運営を経験して、どのようにするのが良いかスタッフで検討した結果です。特にウォーキングの初心者の方に参加をお勧めしているWMでは、暑さに慣れておられない方が酷暑下に参加され熱中症にかかる危険性が高いこと、気象による限定条件付き開催にしても判断に迷われるであろうことを考慮してのものです。

 一方で、従来例会に参加し支障なく歩いておられた会員の中にも、体調の変化、高齢化等で計画された距離を歩くのが難しい、歩行速度についていけない等の理由で足が遠のかれる方もでてきています。自分の体調に合わせて少しでも長い期間歩き続けていただけるように、FWAがお手伝いできるのではと「バーチャル & リアル 東海道五十三次を歩く」を取り入れます。自宅の周りを自分のペースで歩いて(実際に歩く=リアル)、パスポートに設けられた各宿場の間の2㎞毎のマス目を埋めて(紙面上で=バーチャル)歩を進め、京三条までの490㎞強を達成しようというものです。各宿場の浮世絵入りの見た目も楽しいパスポートをご提案いただきました。会報「湘南ウオーカー」の(WM、YRの)完歩報告欄に、どこまで歩かれたかを掲載しようと考えています。

 イヤー・ラウンド(YR)・ウォークは、多くの方に楽しんでいただいており、一昨年導入した週1回定休制の影響により参加者総数は下がっているものの1日当たりの参加者は漸増しています。YRクリーン・ウォークとYRウォークをスタッフと一緒に! にも多くの方に継続してご参加いただいています。

 藤沢市健康増進課の「健康ウォーキング」も来年度の継続開催が決まれば、積極的にお手伝いをしていきます。昨年度も「健康ウォーキング」に加えて、その館独自の企画として複数回のウォーキング教室を開く例がいくつかの公民館で出ています。

 一昨年の2名に続き、昨年も3名の会員の方にスタッフ参加をいただき、皆さんに大活躍いただいていますが、一方で、スタッフの高齢化が着実に進んでおり、例会に参加し運営出来るメンバーの数が年々減ってきています。会員の皆さんのスタッフへの積極的な参加をお待ちしています。

 本年も皆さんにとって、健康で良い年になりますよう、祈念申し上げます。