初冬の季節ですが、まだまだ晩秋の雰囲気が残る鎌倉（散在ヶ公園と獅子舞など）の紅葉を求めて歩くウオークである。
本郷台駅前は8日前の例会の時は、いちょう並木の黄葉が見頃で見事だったが、半分以上落ちていた。駅前公園を9時15分に出発し、いたち川沿いを少し歩き天神橋から公田住宅街を通り、途中にクリスマス電飾の住宅があり、夜にはどんな景色になるのか見てみたい。横浜と鎌倉の市境の尾根道を快適に歩き、散在ヶ池公園に入りせせらぎの小径を通り池（別名鎌倉湖）の周りで休憩。この辺りは紅葉の盛りは過ぎでいたが、森ののなかには見頃な紅葉があり、十分楽しめた。
ここから、天園のハイキングコースに入り、大平山（天園）までのアップダウンに苦労して、11時３０分頃到着、天園には大勢のハイカーが休憩していた。我々も休憩し昼食をとる。
12時10分に紅葉で有名な獅子舞の谷に向けて出発する。けっこうハイカー（観光客）が上がってくるので、下るのに渋滞する。少し下るとすぐに鮮やかな紅葉が目に飛び込んでくる。いちょうの葉は半分以上散り、一面に黄金色のじゅうたん敷きつめたようで、上を見ると燃えるような紅葉が広がり、常緑樹の緑との調和がとれて素晴らしい景色である。
獅子舞の谷のせせらぎの道を少し足場が悪い中下りて、一般道に出るとさらに人が多く、人を縫うようにして歩いて瑞泉寺でトイレ休憩。鎌倉宮には13時15分頃に着き、ここも観光客が多く、すみで遠慮がちに解散式を行い、自由歩行でにぎわう名所旧跡を後にしてＪＲ鎌倉駅に向かった。
今日の紅葉ウオークは、一番いい時期に行われ、獅子舞の紅葉がこんなに美しいとは、まさに「錦繍の鎌倉」にふさわしいウオークだったと思う。（Ｋ・Ｉ）
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