真鶴半島散策 2008年
1月29日(火

天気:曇り小雨 参加者:110名 距離:13km
コース:荒井城址公園〜お林展望台〜番場浦遊歩道〜三つ石海岸(昼食)〜真鶴ケープパレス〜原生林(魚つき保安林)〜琴が浜〜貴船神社(解散式)〜JR真鶴駅 

荒井城址公園の咲き始めた梅 番場浦遊歩道の原生林
潮騒遊歩道を歩く、遠くに三つ石が見える 三つ石海岸で昼食
ケープ真鶴近くの水仙が満開 灯明山の原生林出口付近
琴ケ浜の遊歩道を歩く(小雨が降りだした) 貴船神社の長い石段を上る(解散式場所)
写真提供:石井

 今回は少し遠出して、真鶴半島を一周して、真冬のこの時期に少しでも早い春を求めて、温暖なこの地を歩くコースである。
本日は昨夜から雨が降り出して、雨が心配されたが幸いにも雨もやみまずまずの天気になった。
荒井城址公園には、雨模様の天気予報に関わらず110名が集合した。10時過ぎに出発するころには、少し雨がぱらついたが気にならない程度、風もなく寒くない。尻掛海岸はスベリやすいとのことで迂回して、一般道を歩きお林展望台(中川一政美術館前)で小休止。沿道には甘夏みかんがたわわに実り目につく。
いよいよ原生林の番場浦遊歩道に入る。大きな木が点在し足元にはシダが茂り、またアオキの赤い実が印象的ある。海辺の潮騒遊歩道に出ると、遠くに初島がかすんで見える。天気がよければ大島も見えたかも残念。
三つ石海岸には11時半前に着き、観光客は殆どいない、ここで昼食をとる。早目に昼食を切り上げ、ケープ真鶴への急な石段を上がる。石段脇には水仙が満開で甘い香り漂う。
午後から(12時10分)、うっそうとした原生林が生い茂り、樹齢400年ともいわれる巨木(クス、マツ、シイ)が林立さまに、おどろき森林浴歩行を十分に楽しんだ。(写真:原生林の巨木)
半島縦断するかたちで、琴ヶ浜海岸に出て、海岸沿いの整備された遊歩道を歩き、この頃から小雨が降りだし傘をさす人もいる。長い石段の参道を上がり、貴船神社に着く、夏に行われる貴船祭りは、日本三大祭りのひとつとして有名で勇壮華麗な船祭りである。
ここで予定より早く解散式(13時10分)を行う。船橋から9名のグループの参加していただいたとの報告があった。小雨の中つらい登りをひとふん張りして、JR真鶴駅まで歩き帰路に着いた。
今回は海岸からの展望は叶わなかったが、巨木が生い茂る原生林は、太古に思いを馳せるそんな不思議な世界を十分堪能させてくれた。(I・K)