鎌倉の蛍 2008年
6月10日(火

天気:晴れ 参加者:198名 距離: 14km
コース:奥田公園→大谷緑地→笛田公園→市役所通り→寿福寺→鶴ヶ岡八幡宮(柳原神池

片瀬山住宅地の坂を上る 大谷緑地を行く
鎌倉山ロータリー交差点 向ヶ谷住宅の緑道
笛田公園 スタンドで夕日を浴びて軽食 市役所通りのトンネルを行く
鶴岡八幡宮柳原神池 木橋付近に蛍が出る ライトアップされた鶴岡八幡宮
写真:石井

 初夏を向かえてサマーシリーズ第一弾は、藤沢から鎌倉まで歩き、鶴ヶ岡八幡宮で蛍を観賞するウオークである。
梅雨の晴れ間に恵まれ、日ざしは暑いが蒸し暑くないのが救いである。おなじみの奥田公園に集合して15時20分に出発、境川を下り新屋敷橋から片瀬山住宅地の坂道を上がり、大谷緑地の林に入る。道は背丈くらいの笹竹に覆われ足元に注意しながら歩く。緑地を抜けると手広の住宅地に入り、東レ研究所前のけやき並木通りを経て、手広中学前の坂を上がる。鎌倉山ロータリー交差点を渡ると、短いが向ヶ谷住宅地の素敵な緑道を抜けて、最後の急な道を登るとおなじみの笛田公園に17時頃到着、ここで軽食休憩をとる。
昼食休憩で立ち寄った時は、野球の観戦を楽しんだが、今日は夕日を浴びて静かな時を過ごし、吹き抜ける風が心地よい。
17時40分薄暮のなか公園を出発、すぐに急な道を下り、八雲神社前で市役所通りに入る。三つのトンネルを潜って、市役所前で左に横道を行くとまもなく、ゴールの寿福寺に18時30分過ぎに到着。まだ明かりすぎて蛍の出番には早い。ここで蛍観賞の人は待機して、鎌倉駅へ直行する人と別れた。今日のテーマは「鎌倉の蛍」なのに残った人は意外とと少ない。(40人位か)。鶴ヶ岡八幡宮の柳原神池に19時前に到着、一般の人たちが既に待っていた。蛍の出る場所(柳原神池木橋)には、まだ明るくて立ち入り出来ない。
蛍は5年前に幼虫とカワニナを放流して生息が確認されてから、6月にほたる祭り(蛍放生祭)として蛍を放し、今年は7日に行われ一般に公開し夏の夜の風物詩となっている。
19時過ぎに立ち入りが解かれ、真新しい木橋(今年完成)の中央部で蛍のお出ましを待つ。突然歓声ががあがり、奥の茂みから一つ、二つと輝黄色にひかり、蛍の観賞が始まった。暗くなってくると池の方でも幻想的に舞う蛍に歓声があがる。今年初めてつかの間の蛍を楽しんだ。
19時30分頃八幡宮のライトアップを眺め一礼して鎌倉駅に向かった。
今日は梅雨にはめずらしいさわやかな天気で、前半は坂道に息を切らし、後半は薄暮のなか快適なウオークだったしょう。そして鶴ヶ岡八幡宮の蛍観賞では、優雅に舞う風情に感動したことでしょう。(I・K)