サマーシリーズ(2)湘南の海
2008年
6月30日(月

天気:晴れ 参加者:239名 距離: 12km
コース:片瀬西浜(クラゲ広場)〜龍口寺〜腰越行政センター横〜鎌倉高校前〜霊光寺〜行合橋〜稲村ガ崎〜成就院〜鎌倉海浜公園・・・鎌倉駅

小林茂雄氏表彰式 おめでとうございます 僅かに残る龍口寺のアメリカンデェィゴ
よくドラマに出る坂、江ノ電が通ると写真になるのだが・・ 霊光寺 上る人あり、上らぬ人あ
西田幾太郎碑前 見る人あり 見ぬ人あり 稲村ガ崎近し
稲村ガ崎の夕暮れ 成就院 閉門した扉の間からの紫陽花
写真:八柳

 梅雨前線は関東の南海上へと離れ、午後からは雲は多目ではあったが、出発のころには晴れ間が見られた。出発式では小林茂雄さんのイヤーラウンドウォーク、プラチナカード(1,080回)達成を称える表彰式があった。当協会イヤーラウンドウォークは平成15年4月1日に開設、ブロンズ(60回)、シルバー(120回)、ゴールド(360回)を経て通算1,620回、6年と46日、実に1.15日に1回歩いた計算になる。驚くべき偉業である。

16時10分、江ノ島水族館脇のくらげ広場スタート、1日の海開きを前に準備中の海の家を横目に東浜海岸を一路東へ。東浜の信号を左折し龍口寺前を通過、山門前のアメリカンデェイゴ(カイコウズ)は残念ながら雨に散っていた。
腰越の昔からの道幅の狭い住宅地、行政センター脇の路地を抜け自動車道へ。鎌倉高校前から下る道はよくドラマにも出て来る海の見える坂道ですと、どなたか教えてくれた。
再び本日一番の坂道、折からの西日と湿気で蒸し暑い。振り返れば相模湾を一望できるのだがみな前進あるのみ。上り詰めたところが、当初計画ならば通るはずであった広町の森の出口である。坂道を下ると日蓮宗霊光寺、17時15分、休憩である。日蓮が極楽寺の忍性と雨乞いの祈願を競い合い勝ったと伝えられる雨乞い池の水は梅雨にもかかわらず少なかった。本堂まで上る坂道はオプション、上った人は半数程度でした。
緩やかな坂道を海へ向って下り、行合橋17時35分。134号線に沿って西日を背にして稲村ガ崎へ、行き交う人も少ないのには何より。「善の研究」で知られる哲学者西田幾太郎の碑を通過する頃、先頭が稲村ガ崎へ到着したとアンカーへ連絡あり。17時55分、稲村ガ崎着、はるかに江ノ島のシルエット、暮色を楽しみながら軽食といきたいところであったが、生憎、この時間太陽が雲隠れしてしまった。

18時20分稲村ガ崎出発、極楽寺駅前を通り極楽寺切通、成就院の紫陽花を観る予定であったが、すでに閉門、残念。参道の石段の数は煩悩の数108段、紫陽花の株数は般若心経の字数と同じ262株と教えてくれ鎌倉協会の三宅さんの話をご披露することができませんでした。ここに記します。19時予定時刻通り、鎌倉海浜公園江ノ電旧型車、通称タンコロ前着。この日の日の入り19時01分。解散、今日は蒸し暑い中お疲れ様でした。でも雨が降らずよかったですね。(Y・Y)