サマーシリーズ(3) 遊行の盆 |
2008年 7月26日(土) |
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天気:曇り 参加者:243名 距離:10km |
コース:六会駅前公園→小栗市民の家→ごぜ淵→西俣野農道→東西橋→東俣野中央公園(軽食)→滝の川側道→御幣(おんべ)公園(解散)→遊行寺立ち寄りまたは藤沢駅へ |
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六会駅前公園 盆踊りの舞台が用意されている | 石井 | 目の前に横浜薬科大学の塔 | 石井 |
西俣野の田圃の農道を行く | 八柳 | 滝ノ川沿い畑地帯を行く | 八柳 |
滝ノ川沿いの里芋畑を行く | 石井 | 子供の流し踊り(遊行ばやし) | 八柳 |
遊行の盆会場風景 | 石井 | 舞台の様子 | 浅田 |
サマーシリーズ第3段 遊行寺に伝わる踊り念仏は一遍上人が広めた踊りで、盆踊りの起源といわれている。藤沢の観光の目玉として育てるため、今年が3回目の「遊行の盆」を、六会からめぐるウオークである。 今日は蒸し暑いなか、町内の盆踊りの舞台が置かれている六会駅前公園に集合。15時15分に出発、六会の住宅地を抜けて、雑木林の坂道を下ると、目の前に横浜薬科大学(旧ドリームランド)の塔が見え、西俣野の田園地帯に出る。青々と茂る田圃を農道を境川沿いに下る。 本来ならさわやかな風が吹き抜けるはずであるが、ぜんぜん風がなく汗が噴き出る。途中水分補給の休憩を取りながら歩く。 東西橋で境川を渡ると、まもなく東俣野中央公園に到着(16時10分)、汗が体中から噴き出る。ここで30分間の軽食休憩。16時40分に出発、国道1号線を歩道橋で渡り、住宅街の細い道を下ると、滝ノ川に出る。川の水はきれいで、せせらぎの音には暑さを一時忘れさせてくれる。川沿いの畑は、雨が降らずかんかん照りが続いているため、からからに乾き野菜が元気ない。今後の水不足が心配だ。 柄沢橋交差点を渡るとすぐに、御幣(おんべ)公園に到着、ここで解散式を行い藤沢駅直行する人と遊行寺による人に別れた。遊行寺による人は意外と少ない。 遊行寺に着いたときには、流し踊り(遊行ばやし)が、総門のいろは坂から会場の舞台まで繰り広げられていた。祭り気分も盛り上がり大勢の人でにぎわっていた。 本番の踊り念仏などの踊りはまだ一時間後のことなので、待てず私は18時過ぎに藤沢本町駅に向かった。今日は、蒸し暑い中ほんとうにお疲れ様でした。(I・K) 今日のウオークのひとこまとしてメールが寄せられましたので紹介します。 7月26日の「遊行の盆」のウォークでこんなウォーカーの やり取りがありました。 青々とした稲の田んぼの脇を歩いていたとき、なんと稲の下は水が枯れていてひび割れが入っている。 「水不足なのか? このままで稲は大丈夫なのか」との心配の声。 農作業のおじさんに聞いてみると、「今は中枯れの時期で、こうすると根がしっかりとなるんだよ。 28日には水を入れるから心配ご無用」 これを聞いたウォーカー達の声 「人生も同じだな。いつも水が満々の環境では根がしっかりしないんだ」と納得顔。 「でも今、中枯れをしてしまうと、そのまま本枯れしてしまうのが心配だ」とは初老のウォーカーの声。 いい話です。初めて聞く人が多いと思います。でもいい話ばかりではありませんでした。 苗床で雑草取りと間引きをしていたおじさんがいました。 「なんですか」とウォーカーが気安く訊ねた。 「もう5回も聞かれたよ、作業にならんよ」とむっとして何も答えませんでした。 ウォーカーにすれば、関心があったから訊ねたのでしょうが、確かにオジサンにすれば、なんども同じ質問は迷惑な話であったに違いない。 (まとめ広報) |