ウオークメイト
藤沢西部の歴史と自然散策
2008年
8月24日(日

天気:曇りのち雨 参加者:63名 距離:11km
コース:善行駅〜県体育センターグランド〜善行坂〜善行団地〜聖ヶ谷〜引地川親水公園〜大庭城址公園(昼食)〜二番構脇〜天神公園〜六会日大前駅(解散)

出発前のストレッチ 善行団地 けやき通り
自然と歴史が残る聖ヶ谷 引地川親水公園
大庭城址公園メタセコイヤ 左から江尻さん、ボランティアの高木さん、石巻さん 
江尻さんのウォーキング教室 Just walking in the rain.

写真提供:八柳

 夜来の雨は朝方まで残り、出足が心配されたが、受付時間のころは雨も一旦上がり、ボランティアの女子大生2名を含め63名の参加者があった。
10時10分、体育センターグランドを出発、小田急線のガードを潜り反対側の西口に出る。緩やかな上り坂の善行坂を上ると、昭和35年に開発されたという善行団地、団地を二分するケヤキも巨木となっていた。

広場で小休止。団地の中を通り抜け、善行小学校信号の脇を左折し下ると薄暗くなり景色は一転、自然が残る森となる。聖ヶ谷という所、森の小道は昔、藤沢本町へ通じる藤沢道であったとか。「藤沢にこんな所あったの」と参加者の中から驚きの声。坂を下っていくと、前方が明るくなり刈取り前の稲田の風景が展開する。傍らに庚申供養塔と聖ヶ谷の案内板があった。供養塔は道標を兼ね、「右ひき志」「左ふじ澤」と刻まれているとの説明である。

引地川親水公園に入り整備された道を歩く。サギが見られた。サギが見られますよと言ったスタッフはサギにはならなかったが、サギの名は分らない。
小休止して、大庭遊水地を二分する道を通り大庭城址公園へ向う。城址公園へと上る階段道は厳しい人もおったようだ。上るとその先、雨で洗われたメタセコイヤの木と芝生が綺麗。11時20分着、11時50分まで昼食タイムとなる。

通常、このあと江尻さんの林間ウォーキング教室となるのだが、雲行きも怪しくなって来たので、場所を管理事務所に移して行われた。今日の講話は運動に必要な三条件「リズム・バランス・パワー」、北京五輪マラソン陣の棄権は、この三条件を調整できなかったからだ、と元東京五輪競歩日本代表選手ならではの辛口コメント。

12時半、終了して外に出ると雨、この後、二番構公園、佐波神社、日大牧舎へ寄る筈であったが、雨も強くなり出したのでショートカット、メイトにしては早足で13時30分、六会日大前駅階段下着、解散となった。

最後にボランティアで受付のお手伝いをしていただき、ウォークに花を添えてくれたお二人の感想を紹介します。
「皆さんがとても気軽に話しかけてくれたことが嬉しかったです。藤沢に長く住んでいて知ったつもりになっていたのですが、自分の身近にあんなに多くの自然があるとは知りませんでした。今日は雨にもかかわらず多くの方が参加されていたことに、そしてご年配の方が多いのに、皆さん最後まで目的地にたどり着いていたことに驚きました。私は何よりも皆さん笑顔で、ウォーキングを本当に楽しみながら歩いているのが印象的でした。本日は大変お世話になりました。高木博子」

「昨日は雨だったのでウォーキングがあるのか心配だったのですが、一緒に歩くことができてよかったです。昨日のコースは普段車で通る場所なので見慣れてはいたのですが、歩いてみると車で通った時とは違う風景だったので、とても新鮮でした。また普段10キロ以上歩くことがないので終わった時は、脚が棒のようになった感じでした。でも皆さんと大勢で歩くことは楽しいかったし、いい運動にもなりました。本当に有難うございました。石巻里美」
(Y・Y)