大山街道シリーズA
田村通り大山道
2008年
10月18日(土

天気:晴 参加者:239名 距離:14km 23km
コース
 辻堂土打公園(集合受付)→羽鳥大山道入口→松林公民館→一之宮公園(昼食)
14kmコース 神川橋袖→水道記念館→寒川神社→JR相模線宮山駅
23kmコース 神川橋袖→田村十字路交差点→柏木牧場→下原公園→伊勢原駅

四ツ谷交差点 羽鳥大山道入口のお堂 大山道入口の大鳥居
寒川一之宮公園 廃線の緑道を行く 一之宮のお堂 道標もある 写真:池内
神川橋を渡る 大山が正面に 宇田川沿いを行く
柏木牧場で休憩 沼目の畑から大山を望む

写真:石井

 大山道シリーズ第二弾、田村通り大山道は、辻堂から田村を経て伊勢原まで大山道をたどっていくウオークである。
さわやかな秋晴れの天気になり、辻堂駅前の再開発が進むなかを通り、近くの土打公園に集合。9時15分に出発、旧一号線の四ツ谷交差点出ると、右手道路脇お堂があるところが、「田村通り大山道」の始まりとなり、大山街道に特に詳しいスタッフのIさんが、立ちわかりやすく説明してくれる。少し先には大きな鳥居がむかえてくれる。
梶原景時館跡
新湘南バイパス沿って、住宅地の庭には柿がたわわに実る狭い道を行き、松林公民館で小休止。高田に入ると熊野神社脇を通る。この神社は、大岡越前守忠相で有名な大岡家ゆかりの社である。新湘南バイパスをくぐり、さらにJR相模線を渡り、狭い道の難所をのりきり、小出川を渡る。大曲を抜けて寒川神社の門前町一之宮に入り、中原街道を交差する角に、梶原景時館跡(国指定)がる。石橋山の合戦で頼朝を助け、後に頼朝のご家人となり活躍する。当時は大きな屋敷であったそうだが、今はコスモスがさみしげに咲いている。
ここから横道にはいり、11時30分に一之宮公園に到着、ここで昼食休憩。さくらの木はいち早く葉を落として冬支度である。

12時15分午後の出発、ショート(14km)は寒川神社に向かう。ロング(23km)は、
伊勢原に向けてたっぷりある。ロングの人たちが先に出て、JR相模線の廃線の緑道を歩き、目久尻川の手前
田村十字路の道標
に大山街道一之宮不動堂があり、ここでもIさんが立ち説明してくれている。
目久尻川沿いを行き、神川橋袖に出ると、ショートとロングの分岐点でロングは左に折れて、神川橋を渡る。大山が少しかすんで大きく見えてきた。昔は田村の渡しで、船に乗り大山の景色を眺め胸をおどろかせたことでしょう。ウオークには少し暑いが、やや強い風が心地よい。渡りきると大山道の要所として、おおいに賑わったいわれる旧田村十字路にでる。129号線と交差する田村十字路を抜けて、新幹線をくぐると景色が一変しする。
今までは、住宅街の車道を歩いてきたが、柏木牧場によるため大山道をはずれ、宇田川沿いの水田地帯に入り、大山を眺めながら川沿いの土手を歩く。13時40分に柏木牧場に到着、早速ソフトクリームを求め大勢の人が列をなす。
沼目の道標

ここで十分に英気を養い、14時過ぎに出発、芝桜で有名な渋田川沿いを歩き、沼目に入り小田原厚木道路の上を渡り、坂道を行くと八坂神社に着く、境内のすみに枯れてしまった樹齢600年の天王松の大きな大きな切り株(県天然物記念物)には驚かされる。屋根つきで展示されている。
沼目団地入口交差点に大山道の道標が立っている。ここでもIさんが最後の説明をしてくれている。ゆやかな坂や急な坂道を歩き、伊勢原駅近く下原公園に15時に着き、解散式行い伊勢原駅に向かった。(I・K)