初冬の鎌倉の自然がいっぱい残る緑地で、枯葉を踏みながら歩くコースである。
昨日は、強風と雷雨にはびっくりしたが、今日は、冬晴れの快晴に恵まれ、少し風が残る奥田公園に集合した。9時15分にスタートして、川名の住宅を行き、御霊神社で右折し、手広大谷緑地に入り、笹竹道の雑木林を歩く。昨日の雨で湿った枯葉を踏んでのウオークとなった。西鎌倉の住宅を経由して深沢交差点を横断すると、深沢支所に着く、ここで小休止。ここから梶原をとおり、寺分では、高台に上がると富士が望められ、なぜかほっとする。紅葉が残る鎌倉中央公園に11時10頃に到着、早いがここで陽を背に日向ぼっこしながらの昼食をとる。
12時に12kmコース(約100人)から先に出発、少し遅れて20kmコース(約90人)が続いた。枯れすすきが日差しで銀色に輝く湿地を歩き、次に台峰緑地の森林に入り、枯葉道は乾いていて、まさに枯葉をカサカサ踏みながらの気持ちのよいウオークであった。山崎小学校では、12kmコースがゴールの北鎌倉駅に向かい、20kmコースは、学校脇の坂道を上がり、森林の枯葉道を心地よく歩く。
大きなイチョウが見事にいろずく葛原が岡神社からは、自由歩行となり浄智寺へ下る。寺付近には、名残の紅葉が陽に輝き、観光客が多くなってきた。横須賀線を渡り、線路沿いに大船方面に歩き、宮下小路から長い坂道を汗かいて上がり、六国見山森林公園の入口でチェック印を押してもらい、六国見山(かって、相模、武蔵、伊豆、上総、下総、安房が望めたという)に登らず、中腹の森林に入り、最後の枯葉道を歩く。急な坂道を明月院に向けて下り、住宅地に出ると庭先の紅葉が陽に輝いて素晴らしい光景を見せてくれた。観光客が一段と多くなり、線路脇に出ると14時頃ゴール、スタッフの皆さんに迎えられた。
今日のテーマにふさわしく、枯葉を踏みながら初冬(晩秋が残る)の鎌倉の緑地を気持ちよく歩き、ウオークを楽しんだことでしょう。(I・K) |