ウオークメイト 森と川辺に涼を求めて |
2009年 8月27日(木) |
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天気:快晴 参加者: 67名 距離: 10km |
コース:長後駅→高飯橋→美濃口家→宝心寺前→和泉川親水広場→赤坂橋→鷺舞橋→境川遊水地公園→情報センター(昼食、ウォーキング教室)→雲昌寺→六会駅前公園→六会日大前駅 |
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高飯橋を渡り境川左岸を歩く | 前方の大きな家は |
美濃口家だった | こんな所に畑、里芋らしい。 | ||
ひんやり涼しい森の道 | 和泉川親水広場 何が見えましたか | ||
巨木山東恵寺山門 | 鷺舞橋 |
秋の気配を感じられるものの残暑、日中の陽射はまだ強いようです。そんな中、泉区の森と川辺に涼を求めようという泉区・長後在住のスタッフによる企画である。 長後駅前10時15分出発、一路東へ、467号線を横断し、old country house という文字通り古い洋風田舎家の脇の小道を入ると景色が一転、梅林、左手雑木林、右手畑の長い小道の先は境川に架かる高飯橋であった。 境川の右岸を下流へ、川面を伝わる風は心地よい。田圃の先の一際大きな家は江戸期以来代々名主の美濃口家であった。10時35分着、家の前の大木が木陰をつくり、流れる堰の水の流れに涼を感じる。案内板によると、享保18年(1733)生まれの当家の春鴻(しゅんこう)は相模の代表的俳人で、日本三大俳諧道場の一つである大磯の鴫立庵の庵主も務めたこともあるという。俳句関係の資料は横浜市地域有形文化財であるという。 美濃口家を後に東へ、雑木林の中、地図にもない道に入る。樹木は陽射を遮り昼なお暗くひんやりとして心地よい。約600mの道、よくぞこんな道を見つけたもの、地元ならではだ。 10時50分、森を抜けると環状4号線、南へ。相鉄いずみの線高架下から、宝心寺前を東に下っていくと和泉川の親水広場に出た。川の右岸がレンガの遊歩道になっている。川の水は少ないがゲリラ豪雨に注意の標識が各所にあった。 陽射を遮る樹木が少なく、市営地下鉄高架下で小休止し、赤坂橋までの遊歩道を歩く。11時、川はこの先、境川との合流点、今日のお昼の境川遊水地公園まで続くが、川とはおさらばして中和田南小学校脇の坂道を上ると梨畑であった。畑と住宅が混在する道を行くと巨木山東恵寺という曹洞宗のお寺、11時25分、小休止、山門の銀杏は横浜市指定の名木古木であった。樹齢400年とある。一本は根元を残して切られていた。 東恵寺を後に、ものの5分もしないうちに境川遊水地公園の外周北側地点に出た。鷺の舞う姿から名づけられた鷺舞橋を渡り、境川に沿って境川遊水地公園情報センターへ。11時45分着。まだ暑い折から、冷房の利いたセンター内で昼食は有難い。12時30分から江尻さんのウォーキング教室、終わって13時15 午後の部スタート。日大農場脇の緩い坂道を上る。広々とした圃場はトウモロコシの刈り取りが終わり北海道的風景。雲昌寺は徳川幕府から寺領九石を賜ったことから山門など随所に葵の紋が目に入る。鐘つき堂横の赤く咲いたカイコウズは真っ盛り、ウォーカーの皆さんの目に入ったでしょうか。 13時40分、六会駅前公園着解散。最後に出発地、遊水地水公園、解散地の三か所でスポーツ飲料(ペプチド)の給水サービスをしていただいた森永の皆さんに感謝します。よかったら使ってください。(Y・Y) |