海老名〜湘南台
 
尾根伝いのみち
2009年
9月13日(日

天気:晴れ  参加者:478人 距離: @13km A21km
コース:海老名中央公園→大谷近隣公園→豊受大神→蟹ヶ谷公園(昼食・一次解散式)
      →@用田辻(バス停) →少年の森→秋葉台体育館(解散式)→A湘南台駅
海老名中央公園 広場も人でいっぱい 大谷近隣公園 大山と富士山が見えるかな
国分寺の大ケヤキ 有馬のハルニレ
豊受神社 広い境内 椿地蔵 伝説が
蟹ヶ谷公園 日射しを受けて昼食 目久尻川沿いの水田 秋雲の空
少年の森 萩 秋葉台体育館の手前 コスモス畑

写真:石井

 昨日は、久しぶりの雨で良いお湿りとなった。今日は、朝のうち雲が残ったが、日中は晴れてまだまだ残暑が厳しかった。通常例会は約3ヶ月振りの例会であり、秋のウオークシーズンの到来である。
集合場所は、朱塗りの七重の塔がシンボルの海老名中央公園に、今まで一番多い参加で478人が集まり、受付では地図が足りなくなり大幅に増刷したほどであった。
広いひろばも人で埋め尽くされ、出発式後、9時20分頃に多人数のため、分けてスタートした。すぐに相模国文寺址に寄り、一段高くなった場所に、大きな礎石があり栄華のの跡を残している。列ずめ後、今来た道を戻ると突き当りに大きなケヤキが見えてきた。県指定の樹齢570年ともいわれる国分寺の大ケヤキである。
続いて国分寺の境内を通り、海老名と綾瀬市にまたがる見晴らしの良い尾根道にでる。尾根といっても住宅地になっていて、緩やかな上り下りを繰り返しながら歩く。北の方に目を向けると大山が目前に見え、大山の左端に霞みかかった富士山が頭を出している。やがて横須賀水道みちに出て、八幡神社の境内を抜け、東名の海老名SA近くの大谷近隣公園に10時20分に着いた。ここで休憩とるが、トイレに長蛇の列(特に男子)が出来て、休憩に30分近く掛る。
天気は快晴となり、日射しが暑く容赦なく照りつける。風は爽やかで助かる。

東名高速を潜り、広い敷地がある豊受神社の境内に入り、涼しい森の中を抜け、住宅地を通り行くと、道角に椿地蔵があり、300年前、病に倒れた娘を弔うため、ここに地蔵を建て傍らに椿を植えたところ、椿はつぼみをつけるが咲かず散ってしまうという不思議な椿がある。
畑が点在する住宅を抜けて行くと、県指定天然記念物の有馬のハルニレの前に出る。樹齢350年、高さ20m、幹周り8m、ハレニレの中で日本一の幹回りを誇る。北海道の街路樹で有名な樹木である。
目久尻川を渡ると蟹ヶ谷公園に11時40分到着、見晴台、芝生ひろばは木陰がなく、日射しを受けながらの昼食をとる。吹き抜ける風が気持ち良い。

午後は12時40分に、ロングコース(21km)が先にスタートして、ショートコース(13km)は約100人ぐらいが後からスタートした。
目久尻川沿いに出て、稲穂が深く垂れる水田に実りの秋を実感し南下する。新幹線を潜り、畑を抜けて、中原街道に出て、やがて用田辻のバス停があり、ショートコースのみなさんここでバスで帰途に着く。
ロングコースは残り8km、残暑がきびしいウオークとなったが、御所見市民センターを通り、少年の森に13時15分に着く、水分補給、トイレの休憩をとる。日射し避けて森の中をしばらく歩き、守都母知神社手前で左折して、黙々と歩き慶応大のバスロータリー前を通り、ゆるやかな坂道を上がると、秋葉台体育館に14時15分到着、アンカーが来るまでしばし休憩をとる。ここで解散式を行い、スタッフのあいさつで本日のコースを称賛すると、みなさんからも拍手が起こった。ロングコースのゴール湘南台駅に向かい、15時前後に着いた。
今日は、夏の太陽が顔だし、後半はつらいウオークとなったが、変化にとんだコースを十分に堪能したと思います。みなさんほんとうにおつかれさまでした。(K・I)