大山街道シリーズ(6)
羽根尾通り大山道
2009年
10月17日(土

天気: 曇り  参加者: 186名 距離: 12km 18km
コース JR国府津駅→大山道入口→中村原公園→五所八幡宮→@中井中央公園(昼食)→
      @12km:比奈窪バス停→(バス)→二ノ宮
      A18km:震生湖→大上公園→小田急秦野駅

羽根尾通り大山道の入口  立派な道標 石仏、庚申塔、道標などが集められている
中村川の土手 稲はすっかり刈り取られている 五所八幡宮で休憩
中村川沿いのコスモス街道 中井町役場付近の田圃
中井町散策コースのこゆるぎの丘を歩く 丘陵地帯のみかん畑
秦野の丘陵地帯からの丹沢、大山 秦野の街へ一気に下る

写真:石井

 大山街道シリーズは昨年から始まり6回目で全参加者は完歩となる。6回に達しない人には、11月におまけの7回目(最終回)が用意されている。
今回は小田原(国府津)から秦野までの羽根尾通り大山道を歩く。
曇り空のもと国府津駅線路脇の空き地に集合、東海道線の列車がすぐそばを走り抜けていく。9時15分に出発、東海道線路際の歩道をしばらく歩き国道1号線に出る。角に不動明王が乗った立派な道標が立っている。
ここから羽根尾通り大山道の入口となり、道標には従之大山道とはっきり読める。左折して羽根尾の住宅地を行き、東海道線を潜るとすぐに中村原公園に着く、ここでトイレ休憩。大山道は県道709号線(中井羽根尾線)を行くことになるが、道幅が狭く危険などで住宅地の中の道を歩く。中村川の下原橋を渡り禅龍寺前を通り、中村川の右岸の道を歩く、さらに新幹線を潜り白髪神社前を通り、小田原厚木高速道路のカード潜る。

なおも中村川沿いを歩く、右手一帯には、田圃が広がり稲の刈り取りも済み、稲わらがところどころに干してある。真赤な鳥居が見えると五所八幡宮に着く、ここで休憩。元気な人は、急な石段(約100段)をのぼり、神社にお参りした。苦行した人には御利益がありそうだ。さらに中村川沿いを行くと、コスモス道があり、黄色やピンクがきれいに咲き乱れるのを楽しみながら歩く、右手には刈り取られた稲が干してあり、農村の秋景色があった。
緑の屋根の中井町役場でしばらく休憩後、坂道を行くと中井運動公園12時頃到着、運動場脇の芝生斜面で昼食をとった。売店には、地元の野菜や果物があり、柿や落花生を買い求める姿があった。

12時45分に一次解散式があり、ショート(12km)の人たちはここでお別れして、近くのバス停(比奈窪)に行き、JR二ノ宮駅に向かった。ロング(18km)は、中井町推薦散策コースこゆるぎの丘を歩く、小高い稜線に畑が広がり、遠くに目をやると、正面に丹沢の山並、そして雄大な大山が望めた。また、西の方には箱根の山々が遠望できた。やがて東名高速の陸橋を渡り、丘陵にみかん畑が広がるなかを快適に歩き、森の中に入っていくと、震生湖畔に出た。ここでトイレ休憩。14時に出て、見晴らしの良い丘陵地帯の道を行くと、曇り空もと丹沢、大山が目前に大きく見え、あらためてその大きさに気づかされる。また、秦野の街と一体となってパノラマのような素晴らしい景色に圧倒される。秦野南が丘高校の前を左折して農道を一気に下り、川を渡ると秦野駅近くのゴールの大上公園に14時30分頃到着した。

今日は、前半は大山道の足跡に思いを馳せ、中村川沿いのコスモスや田圃風景を楽しみ、後半は丘陵地帯の色づき始めたみかん畑や山々の遠望を楽しみ、秋景色を十分堪能したコースであった。また、いつもながら要所々に立ちコース案内をしてくれた池内リーダありがとうございました。(I・K)